テーマ:子どもと教育問題(292)
カテゴリ:育児全般について
テレビ番組の情熱大陸で、さかなクンをやってました。
録画したのを見たのですが、なんか、こういう人でも脚光を浴びられる時代になったんだなぁ、 日本も捨てたもんじゃないなぁ、って思いました。 それで、いいなぁ、と思ったのが、 この方のお母さまです。 ひとことで言って「粋」なんです。 粋なお母さん。いいなぁ。 私も粋なお母さんになりたいなぁ、と思いました。 どういうところが粋かって? う~ん。 息子が蛸に興味を持ったときに、一ヶ月間、毎日タコ料理を作り続けた、とか、 水族館に月2回は行った、とか、 テレビチャンピオンで負けたとき、その原因が食べたことのないフランス料理であったため、お金を貯めてそのあとフランス料理を食べに行ったとか、 あ、これはお母さんじゃなくてお兄さんか、、、。 いやいや、そういうことも粋なんだけど、 「魚ばっかりに夢中になってないで、学校の勉強をちゃんとしなさいっ!」 だとか、 「そんな魚ばっかり覚えてどうするのよ、もっとお金になることしなさい。 or もっと役に立つことを覚えなさい。」 みたいな、無粋なことを言ってない(きっと)というところが、 めちゃめちゃ「粋」です。 考えてみれば、偉人のお母さん達ってみんなそう。 粋な人が多い。 すごい人、とか、賢母とか優秀な母親とか言っちゃってもいいんだけど、 それだとなんかしっくりこない。 私には別世界のこと、って感じで。 それより、「粋なお母さん」なんだなぁ。 子供との距離のとり方が、絶妙なんだと思う。 干渉し過ぎず、過保護になりすぎず、 でもほったらかし、放任では決してなく、、、、 あの~ こういうこと言っていいものかわからないのですが、 最近、ちょっと脳のスイッチが部分的にOFFになってる子どもが増えてますよね。 幼稚園まではいいとしても、小学校からの学校教育に適応できにくい子。 発達障害というのでしょうか。 知的障害はないから、ちょっと変わった子、みたいな扱いで今までは普通にクラスに何人かそういう子がいました。 最近は、「LD」とか「ADHD」とかの名前が入ってきて、親も子どもの数が少なかったり、インターネットで情報がたくさん入ってくるっていうのもあって、うちの子は発達障害では?と気づく人が増えてきた。 それで、最近、このスイッチOFFの子供が増えたように感じるということなのかもしれないのですけどね。 それで、「うちの子はちょっと自閉傾向がある」だとかいうことを、結構周りにも普通に話をするお母さんが多くなってきました。 で、その認識がいい方向に行けばいいのですが、何とか今の学校教育にはめ込んで行かなければ、だとか、この“障害”を“治療”していかなければ、と思ってしまう方もいます。 子どもの将来を不安に思い過ぎてしまうというのでしょうかね。 なんとか就職ができるようにしてあげなければ、とがんばってしまう。 確かにその子が将来、サラリーマン、OLとして何事も無くやっていくのは難しいかもしれませんが、もっと別の道があるんじゃないかな~、と思います。 今の時点で職業名がついていないお仕事、というものもあるわけですし。 その人が初めてなる職業というのかな。 発達障害といわれてる子達の大部分は個性なんじゃないの?って思うんですけど、、、 日本の学校教育の許容範囲が狭すぎるだけなんだと思うんですが、甘いでしょうか。 そういった意味で、さかなクン東京海洋大学客員准教授になる、という現実は相当意味があるなぁって思います。 絶望に効くクスリ(vol.3) ↑さかなクンの衝撃インタビューはこのvol.3。 [PR]さかなクン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.10 14:15:14
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