それでも鳩山政権を支持する
社民党はやはり無責任政党だった。福島氏は閣僚でありながら、評
論家のような発言をするだけで内閣の一員として何を努力したの
か?こうなることは8ヶ月前からわかっていたはず。それを外野か
らヤジを飛ばすだけで閣僚でありながら何もしなかった。罷免され
て当たり前、そして連立政権を離脱するのも当たり前の路線だった
のだ。こんな党首をいただく社民党も既に政党として終わってい
る。北朝鮮を支持し、拉致問題を置き去りにしてきた政党だから、
消滅するのも当たり前。福島氏の参院選での再選はないだろう。む
しろ、自らの選挙目当てのパフォーマンスであり、これを鵜呑みに
するようでは熊本選挙区も九州の有権者もレベルが低いといわざる
をえない。鳩山氏は首相としての資質が欠けるというよりも、あま
りにも稚拙にすぎた。しかし、人間は誰しも完全ではない。自民党
政権時代よりはまだましであると思う。むしろ、沖縄に米軍を押し
付けてきたことの問題を日本国民が全体で共有するいい機会になっ
た。そして、この国は独立国ではなく、いまだにアメリカの植民地
に等しいという政治構造も露呈された(在日米軍の経費はすべて日
本の税金でまかなわれているに等しい。こんどの再編にかかる経
費、米軍のグアム移転まで日本の税金でまかなわれている)。本当
の独立国になるためには、米国に出て行ってもらうという勇気が必
要だ。そして、自分の国は自分の手で守るという基本原則に立ち返
らなければならない。それを腹をわってオバマ大統領と話ができる
かどうかが問題であり、そのように誘導するのが世論のやるべきこ
とだと思う。政権交代して、まだ1年もたっていない。有権者は1
00年も続いた自民党政権を見放し、政権交代可能な政治状況で政
党間の切磋琢磨による政治のレベルアップ、国民のための政治を目
指したはずである。少なくとも4年間はどんなことがあっても我慢
し、民主党政権を育てなければならない。今が我慢のときである。
自民党政権に戻ったら改革は止まってしまうだろう。