実績をあげられるか、民主党
今、日本は失望であふれている。自殺率は史上最高、出生率は史上最低だ。国民は経済的に不安なので子供を作りたがらない。大学生を対象とした世論調査によると、就きたい職業の一番人気は公務員だそうだ。誰も彼も不安で取り乱しているのだ。肥大化し腐敗した体制がすべてを押しつぶそうとしていることが有権者には見えてきた。だから、政権交代を望んだし、実現した。民主党政権は問題の所在を知っていて、正しいことを言っている。民主党政権が実績をあげられるかどうか、創造的破壊を断行できるかどうかにかかっている。日本にはたくさんの規制があって、これらの規制が国内産業を保護してきた。しかし、現実的には無価値である。こうした規制を利用して非常に儲けている連中がいるのだ。日本が保護主義を捨てて、韓国のように覚悟を決めて自由貿易主義に転換できるかどうかに、日本の未来がかかっている。