289NLP催眠状態
NLPは、現代催眠だと書かれている本がありました。確かにNLPは、催眠状態を作りますが催眠そのものではありません。そのあたりがNLPの理解を妨げている部分があります。 催眠状態には、誰でも入ることができます。 例えば、誰でも一日2回は催眠状態に入っているときがあるといいます。それは、変性意識状態と呼ばれていますが、朝と晩の2回です。ちょうど寝入りばなと、寝起きです。現実と夢のちょうど間のような状態がその状態です。脳波でいうと、はっきり覚醒していないときのθ波のレベルにあって、それが変性意識状態と同じ状態にあるからです。 そのときに、楽しいことや実現したいことを思い描いて見ましょう。それがイメージで願望を実現したいときに見ることと同じ状態になるからです。 NLPはけっして催眠そのものではありませんが、右脳の働きを活発にし、無意識に直接アプローチすることから言えば、変性意識状態を常時作っているともいえます。 そのようにNLPは、現代の新しい心理学でもあります。ただ、まだまだ知名度がありません。というより、NLPのすばらしさを人々に知らせる工夫もたりないのかもしれません。 もっと身近にNLPが活用できるように、なれたらと思っています。