シュナ太太の『こんなんで台北生活してます』日記

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• 寒い～！！！

  昨夜、わが夫は午前様だった。なんだかんだとおしゃべりして、結局寝たのが午前３時。１０時半に目が覚めたけど、あまりの寒さに布団から出られなかった。我が家の床は総タイル張りのバリバリ台湾家屋。夏は涼しいけど冬は辛い、、。去年は日本から母が電気カーペットを送ってくれた。起きてからメールをチェックして、野菜を沢山入れたシチューを作って遅いランチ。それから夫と昨日借りてきたビデオを観た。ジャッキー、チェンのやつは結構面白かったけど、殺伐とした殺人シーンが多くて一寸辛かった。最近世間を騒がせてる日本の若者の残酷な事件が、香港でもあるのかな～なんて。ジュリアン、ムーアのThe Forgottenは夫曰く、何となくシックスセンスののりだね～と。二コール、キッドマンのThe Stepford Wivesは、最後にどんでん返しがあり、へえ～って感じ。まあ、まあ面白かった。しかし、湿気があるせいか本当に寒い。雪でも降ってるんじゃないかって思った。横浜に居る友人のメールでは、霙交じりの雪が降って、寒いよ～との事。まあ、日本の２月は本当に寒いけど、台湾ってこんなに寒かった？？？家の中で、思いっきりおばさんスタイルでくつろいでいる私です。

  2005年02月19日

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• 本日はビデオ三昧～。

  今日もお天気が悪い、、、。雨は本当に気が重くなる。とほほ、、。そんな訳で、今日はレインコートを着て、近くのビデオショップに行って数本ビデオを借りてきました。１）カンフーハッスル、２）13 GOING ON 30(ジェニファー、ガーナー）、３）The Notebook（ライアン、ゴスリング＆レイチェル、マックアダムス＆ジーナ、ローランズ）新警察故事（ジャッキー、チェン）、５）The Forgotten(ジュリアン、ムーア）、６）The Stepford Wives（二コール、キッドマン）今日は夫がカナディアンソサエティーのミーティングがあるので遅い。復興北路にある（木棚線の南京東路駅の近く）ブラスモンキーと言う所。飲むんだろうからきっと、と～っても遅くなるんだろうな、、。明日は仕事休みだし。と言う事で、こんなに借りてきてしまいました。カンフーハッスルはむちゃくちゃ面白かった！マトリックス＆グリーンディスタニー＆ヒーロー張りの撮影。派手なアクション。面白いのやら、アクションにドキドキするやら、一寸感傷的になるやら、私のココロはと～っても忙しかった。あっという間に見終わってしまいました。映画館で見たらもっとリアルで迫力があっただろうな～。13 going on 30は、ジェニファー、ガードナーがお茶目で可愛かった。彼女はベン、アフレックの彼女です。何となく、トム、ハンクスのBIGを思い出してしまいました。マイケルのスリラーがかかって踊るシーンは上手いんだか下手なんだか良く分からなかったけど。楽しめました。自分にとって大切な物が大人になって分かる。って言うか、失ってみて初めて分かるって言うか、、、。そして子供は純粋で時には残酷だな～なんて事も感じました。自分の子供時代と一寸ダブったかも。何となく懐かしい思いがする映画でした。The Notebookこれはもう、涙涙、、、。久々の感動ラブストーリー。色んな事情が重なって、愛し合っている２人がなかなかスムーズに付き合いを進めていけない。彼女は大金持ちのお嬢様、彼は彼女に一目ぼれしてしまう、木を伐採する仕事についている貧乏な青年。ライアン、ゴスリングが結構ハンサムで私好み～。夏の避暑で遊びに来ていた彼女は強引なアプローチに押されて彼と恋に落ちる。彼女の両親が階層の違いを理由に大反対して２人を引き裂く。その後、彼は３６５日毎日彼女に手紙を書き続けるけれども、母親が全て受け取り彼女に見せない。それを知らない彼女は連絡が無い事に毎日泣き暮れる。彼は戦争に行くが無事に帰ってくる。でも彼は彼女を忘れられず、大切な父も亡くし荒んでいくが念願だった川べりの古い大きな家を、父が家を売ってくれたお金で買い取り、一人で修理して素晴らしい家を作り上げる。彼女は金持ちの男との結婚が決まり、ウエディングドレスを試着している時に、有名になった彼の家＆彼が写った新聞の写真を見て失神する。結婚前に自分の気持ちを整理する為に彼女は車を飛ばして、彼の新居を訪ねる。その後の彼女と母親の木の伐採場での会話がまた泣かせる、、。二人の男の間で心が乱れる彼女。若かった時の２人のシーンと年を取ってからの２人のシーンが上手くスライドされて撮影されていた。で、、それから、、、と思わず引き込まれます。私の大好きなジーナ、ローランズが出ているので選んだのですが大正解！！！一寸太ってしまっていましたが、やはり素晴らしい役者さんです。とにかくこんなに一途な愛を持ってお互い添い遂げられるものなのか、、、。今もまだ感動しています。クライマックスは人によって色々と考えられるでしょうが、とても良い終わり方だったと思います。彼が彼女のベッドの脇で「I think our love can do anything we want it to」って言う所はもう、じゅるる～と涙が。（これは鼻水の音かな？）見てない人の為にも最後のストーリーは言わない方が良いですよね？とにかくこれは見る価値大ありです！！！これからジャッキー、チェンのビデオを観ます！

  2005年02月18日

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• 立ちション運転手事件！！！

  犬を散歩させていたら、丁度バスロータリーの所にバスが入って来た。真ん中のドア（運転手さんが居るほうのドアじゃない）から大量の水らしき物が流れ落ちていた、、、。？？？よく見ると黄色い液体。何と、運転手が締め切ったドアの裏側で、気持ち良さそうにお＊っこをしている！もう、目がテンになってしまった。こんな光景を今まで見たことがない～。信じられない。何も知らない乗客はその、お＊っこを知らずにそこから乗り降りする訳？？？げえええええ～。こういう事はままある事なのでしょうか？誰か教えてください。こういうのを見ると、本当に台湾が嫌になっちゃう私なのです、、。夫に話したら、えらく驚いて信じてくれなかった。「そんな事カナダでしたら運転手は即クビになる」と。日本では、、、。どう考えてもそんな事をする人は居ないと思うし、考えられない。今こんな世の中だから、いろんな人が居て妙な事をする事もあるかもしれないけど、、、。ああ～何だか嫌になっちゃったなあ。所で、とうとう私は中国語からギブアップ。レッスンを辞めてしまいました。何となく罪悪感、、、。老師は凄く良い人で大好きだったのですが、私の中国語は何だか全く進歩しない。実際に生活の場でもあまり使わないから進歩しない。おまけに勉強しないし。ここに来て早２年半。何一つモノにしていない。一体私は何をやっているんだ～。と自分で自分を罵倒する。一寸落ち込んでいます。とにかく発音が全然出来ない。根性なしの私はすぐに諦める。とりあえずサバイバル会話だけ。老師は私と同年。日本語は独学という事だけど、とっても上手い。「シュナさんが思っているほど中国語下手じゃないよ、頑張って使うしかない。今まで習った単語で十分会話できるはずなのよ、、、」と慰めてくれたけど、今の私には続けていく気持ちが湧かない。本当に根性なしだ！！！とにかく、今はリセット。今、私は月曜２レッスン。水曜、木曜、隔週土曜日に１レッスン日本語を教えている。台湾人の太太、イギリス人の女性と男性に教えている。これだけでも結構忙しい。木曜と金曜は言語交換（日本語ー中国語）おまけに３匹の子豚達の世話、家事。友人とも会ったり、食事したりする時間も必要。結局、中国語のレッスンを切ってしまったのです。今の所あと１年で台湾を去る予定。次は何処か？多分日本に帰るんじゃないかと思うけれど、それだってどうなるか分からない。中国語を使うこともないかな～という考えも出てくる。言葉は出来ないより出来たほうが良いに決まっている。世界が広がるし、友人も沢山出来る、仕事を探す時だって有利になると思う。分かっているけど、挫折した、、、。はあ～。落ち込んでます、、、。昨日、私の大好きなアパートの管理人のおじさんに「チョコレート」と呼ばれました。日焼けして帰ってきたからでしょう、、、。私は「コーヒー」と言って返しました。二人で大笑い。

  2005年02月17日

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• タイ旅行から無事帰国

  ２月１４日無事帰国しました！２月５日午前９時バンコクへ出発。バンコクからパタヤにある友人Ｍ氏の家へ直行（彼はアメリカ人で長い事日本のJ大学でアジアの歴史を教えていた教授。私は彼をミスターディクショナリーと呼んでいる程アカデミックな方）。空港から彼の家までは１３６キロもある。タクシーを頼んで２時間以上掛かる。料金は２０００バーツ（６０００円）前回はバンコク市内から１２００バーツで行けたけど、今回は夫と私だけで、なかなか交渉が上手くいかず。高いのを承知で頼んでしまった。まあ、空港からの新車タクシーだったからしょうがない。この日は偶然Ｍ氏の友人と会ってビーチでビールを飲んだ。彼はＨさん。ドイツ人で６９歳。３年前に結婚（初婚だそうです）で、奥さんはタイ人で２５歳。３年前に子供（女の子）が出来て今はお父さん！！！奥さんの家族はいわゆるタイマフィア。彼女は麻薬を使いすぎて厚生施設から出てきたばかりで彼と出会い結婚したそうです。何だか驚く話ばかりで口が塞がらなかった！子供は凄く可愛いらしく、子供のビューティーコンテストで優勝したのが自慢だと言っていました。しかし、タフだ、、、。夜、近所のドイツレストランへ。この日は選挙だったのです。タイでは選挙の前日と、当日アルコールの販売は出来ないらしいのですが、ここのオーナーはこっそりビールを出してくれました。でも、それをみていた隣のレストランのオーナーが警察に電話をしたらしく、すぐに警察が来てオーナーを連れて行ってしまったのです！１日拘留されてしまったそうです。すいませんでした。８日はＭ氏、私達夫婦でBan Pheから船でサメット島へ。凄い人でした。海はまあまあ。小さい島なので人口密度の高い事。今回驚いたのはロシア人が凄く多かった事。１年半前に比べて半分の旅行者はロシア人ではないかと思う位。大きな体に小さなビキニをまとうロシアのおば様達に圧倒されまくりでした。あと、船での出来事。沢山のヨーロッパ人が船の中でタバコを吸うのですが、すったタバコをポイポイと海の中に捨ててしまっているのです。私も喫煙者ですが、絶対にそんな事はしません。何だか怒りがこみ上げてきてしまいました。たった４０分位の。海にタバコを捨てるんだった吸うな！我慢せい！全く、高慢な人達です。アメリカやカナダの旅でであんな事する人は居なかった。アジアに来ると気が緩むのか、アジアだからあんな事をするのか？灰皿を設置するなり罰金を設けるなり、何か対策を採らないときれいな海がタバコの吸殻だらけになってしまう気がした。でも、こんな事までしなければ、海にごみを捨ててはいけないって分からないのかな？本当に人はここまでお馬鹿になってしまったのかな、、、。悲しかった。１０日はバスでパタヤからバンコクのエカマイ駅へ。３時間掛かった。でも、一人９０バーツ（２７０円）タクシーの２０００バーツに比べて何と安い事！そこからＭＲＴに乗り換えてファランポン駅へ。ウボンラタチャニ迄は１０～１１時間。一路北東に移動。午後９時出発の寝台列車の１等チケットを購入した。一人１０８０バーツ（３２４０円）コンビ二で水、ビール、スナック、トイレットペーパーを購入。お腹が空いたのでＫＦＣに行って（そこしかなかった）私はチキンバーガーとポテトを頼みチキンは夫にあげた。パンとマヨネーズとしょぼいレタスサンドになったけど、空腹だったので美味しかった！私にとって人生初めての寝台車の旅。興奮島倉千代子（古すぎる？）だった。１等車だったけど、まあ、こんなものか、、、って感じでした。でも、座席はゆったりしていて、グレーのシートは気分を落ち着かせてくれました。夜中１２時に車掌さんが来て２段ベッドを作ってくれました。その手際の良い事。見とれちゃった～。シーツも枕カバーも新品で、清潔な物だったのでほっと一安心。最初は枕の匂いを嗅いで見て、夫とのけぞってしまったのです。あまりの妙な臭いに、、、。「今日は枕を使わずに寝よう、、」って結構ドキドキしていたのです。しかし！列車の揺れが凄すぎて何だか寝たのか寝なかったのか分からず、ウボンラタチャニに着いた時は二人ともぼんやりとしてしまい、だらけきっていました。１１日朝８時に無事到着。タクシーのおじさんと交渉して１５００バーツ（４５００円）でムッタハンの友人Ｇ宅へ。彼は夫の大学時代からの友人のカナダ人。日本でも近所に住んでいて３年前にタイに移り、英語教育のＮＧＯを立ち上げている。去年、タイ人の彼女とメコン川のほとりに大きな家を建てたばっかり。今回は新居を拝見がてら、同じく夫の幼馴染Ｌ（上海で教師をしているカナダ人女性）もＧ宅に合流。久々に昔話をして盛り上がった。しかしよく飲んだ、、、。１２日メコン川をカヤッキングした、何と２０キロを４時間かけて。総勢８人。朝５時半起床。スナック、水、フルーツ、ナッツ、チョコレート、レーズンパン等などを準備して朝６時に出発。腰痛が心配だったけどやりこなせた。疲れたけど本当に楽しかった。最終地点でカヤックを川から引き上げ、トラックに積み込むまで時間があったので、地元の子供達１３，４人と１時間ほど遊んだ。これが今回一番の思い出になっている。ぼろぼろの洋服を着て、はだしで遊びまわっている。大きな子は小さな子の面倒を良く見ている。持っていたスナックを少しづつ皆に配り、歌や遊びを教え、日本語も教えた。寺子屋みたいだった。子供達は本当に頭が良い。何でもすぐに覚えてしまう。スナックをあげても皆、きちんと順番を待っているし、喧嘩にもならない。物乞いする子もいない。とにかく、好奇心旺盛で、素直で、子供らしい。都会では最近見かけない純粋な子供達だった。１３日、ウボンラタチャニ空港までタクシーで移動してバンコクへ戻った。友人Ｌはこれからチャン島で１週間ダイビング三昧するとの事。私達はバンコク、チャオフラヤ川沿いのローヤルオーキッドシェラトンに泊まった。ラッキーな事に、部屋が満室との事で、スイートルームにしてくれた！！！２６階の部屋で眺めは最高。大喜びしたのであります。１４日は私達の結婚７周年記念日。ジムトンプソンのシルクのバックを買ってもらいました～。フライトまで時間があったので、午前中はエメラルド寺院へ。しかし暑さと凄い人で、私は人酔いしてダウンしてしまいました。トゥクトゥクでホテルまで戻り、ラゲージを預けて１時間半程プールで泳ぎ、空港へ。ホテルから空港までは４５０バーツ（１３５０円）空港で夫の同僚（イタリア人）とその友人と待ち合わせてラウンジで飲みまくり。私は結構良い気分～。彼らはミャンマーのリゾートで過ごしたそうです。写真を見せてもらったけど、素晴らしくきれいな所だった！そして、無事に台北に着き、現実に戻ったのでした。１４日の夜１０時半に着いたのですが、この日は台湾では霧が深く、殆どの飛行機がキャンセルになったり遅れたりしていたそうです。その為に、空港は遅れてきた飛行機の乗客で凄い事になっていました。同じ時間に凄い数の飛行機が戻ってきたので大変だったんでしょうね。１５日は我が家の３匹の子供達を引き取りに天母のペットホテルへ。言語交換をしているマイクから電話があって、一緒についてきてくれると言う。我が家で合流し、お茶を飲みながら２時間ほどおしゃべりして天母へ。彼はアメリカ人だが、英語ー中国語の翻訳をしている。最近自分で会社を興し老板となった。私と言語交換をしている友人です。１２日間、シャンプー代込みで１１７００元だった。この値段で日本に帰れる～。（泣）まあ、とにもかくにも楽しい旅でした。

  2005年02月16日

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• 本が大好き＆メイドさん初体験

  明日から、タイに出発する。何も準備していない。今回は腰が悪いせいもあって、アクティビティーする予定はない。Ｔ－シャツ、短パン、洗面道具、下着、本を詰め込むだけ。買い物する予定もない。ひたすら私の大好きなお日様に当たって、本を読みまくる。１月に、ブリーズセンターで本を購入した。１：チェ、ゲバラの遥かなる旅　戸井十月著　集英社文庫２：本が無くても生きてはいける　岸本葉子著　講談社文庫３：陰の季節　横山秀夫著　文春文庫４：子供に教わったこと　灰谷健次郎著　角川文庫５：明治の人物誌　星新一著　新潮文庫６：イサム、ノグチ　ドウス昌代著　講談社文庫７：江原啓之のスピリチュアル人生相談　江原啓之著　中公文庫８：サンダカン八番娼館　山崎朋子著　文春文庫９：桶川ストーカー殺人事件ー遺言　清水潔著　新潮文庫よく買った物だと思う。どえらく高かったし、、、。日本に帰る迄待てないかな～。と反省。とにかく私は本が無ければ生きていけないって言っても、決して過言ではないのです。子供の頃から読書が大好き。外で遊ぶよりも家の中で本を読んでるほうが好きだった。私と会った人は皆信じられないと言うんだけど。（活動的な人に見られる）楽しみだな～。所で、本日わが夫が、私の為に（腰痛の為）友人宅で住み込んで働いているメイドさんを２時間ばかり頼んで我が家のお掃除に来てもらうように頼んでくれた。私は決して潔癖症ではないがやはり汚れているのは駄目。犬が３匹も居るのに（最初は２匹だったんだけれど）大家さんも気持ちよく貸して下さっているので、なるべくきれいにしていたい。部屋が汚れていると私自身の気持ちが塞いでしまう。数日前から、部屋の掃除が気になる～。と騒いでいたので友人に相談してくれたらしい。旅行前は必ず大掃除してきっちりきれいにしていく。何かあった時、人様が見ても恥ずかしくないように。これは母からの躾だった。おまけだが、下着、靴下も外に出る時はちゃんとしたものを身に着けているように、、、っていうのもあったなあ。まあ、そんなんで、明日から出かけるし、腰を痛めてここ１週間掃除機もかけていない。結構ストレスになっていました。朝９時半にフィリピン人のメイドさん到着。友人宅で何度も会っているので軽く挨拶。全部の部屋を掃除機かけてから拭き掃除。ソファーはコールドクリームを塗って磨いてもらう。さすがにトイレ掃除は頼めなかった。終了は１１時４０分。正直、私なら２倍の仕事が出来る。南国の人はやはりゆっくりペースなんだな～。結構適当だったし。何だか意地悪小姑みたいになるので見ない振り。さっさと寝室に入り本を読む。しかし、１時間半。寝室の掃除には来ない。気になって何気なく覗いてみると、書斎の掃除をしてくれている。でも、ペースが遅すぎる、、、。紅茶を入れて休憩してもらった。とにかく、私が気を遣ってしまうのと、色々とやり方が違うので（例えば、流しで雑巾洗っていたりとか、、）私の性格上お金を払っているからと割り切って、色々と指示できないのだ。トイレ掃除もお願いね～。それとこれはこうじゃなくてさ、、、。こうしてよ。とか何だか分からないけど言えないのだ。気になるし、言えないしで、もう疲れた。私にはメイドさんを雇うなんて事できないと痛感した。以前日本でフルタイムで働いていた時、週に１回お掃除に入ってもらっていたが、私が仕事で居ない日中に来てもらっていたので毎週朝、テーブルにお金を置いて出て行き、帰ってきたらきれいになっていると言う感じだった。でも、自分が同じ空間に居て人に掃除してもらうって言うのは本当に駄目だわ～。私には。自分のペースでちゃっちゃと掃除したほうが楽。私ってある意味では我侭なんだろうな。マイペース。彼女が帰った途端に座り込んだ。長い２時間だったような気がする。腰が痛くならないように、ゆっくりトイレを掃除して、ベッド周りの棚、犬のケージを拭いた。それからお風呂に入って体を温めて休憩していました。腰は思っていたより良い感じ。でも、あの最初の痛みが凄すぎて恐怖感が去らない。怖いって思ってしまう。でも、こんなに長く座ってコンピューター出来る様になったのだから、大丈夫かな？メイドさんがいる方、面白い話があったら教えて下さいませませ。

  2005年02月04日

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• 怒りの宅配ピザ　！！！

  まただ！まただ！！！もう、何回同じ間違いをしたらきちんとピザが配達出来るんじゃああああ～。ここ数日、夫は帰宅が遅い。仕事上、月末のレポートを提出しなくてはならず夜中過ぎの帰宅はざら。私も腰を痛めているので。買い物に行ったり、自分の分を作るっていうのも面倒になったので近くの宅配ピザ屋に電話をした。　１８：３０私：すみません、英語か日本語が分かる人いますか？店員（男）：等一下店員（女）：私は英語が話せます。私：ベジタリアンピザをお願いします。サイズはスモール。厚い生地で。オリーブは嫌いなので、入れないで下さい。店員：ベジタリアン、スモール、シックですね？チーズはダブルにしますか？私：はい。お願いします。オリーブは要りませんからね。店員：合計＃％＄です。３０分以内に届けます。私はほっと一息。今日はスムーズじゃん！殆どと言っていいほど毎回何かトラブる。頼んでいない物が来る、頼んだ物が足りない、オーダー通りに来ないことが当たり前。ピザ屋とのトラブルで怒っていた主人の友人（アメリカ人）は直接お店に行ってピザを頼み、自分の名前と電話番号を伝え、今後自分が電話したらいつも自動的に同じピザを宅配するようにしていると聞いた事がある。まあ、彼はしょっちゅう頼んでいるらしいから必死だったのだろう。なかなか賢い作戦だと思う。私達は年に３、４回位しか頼まないのでそこまではしていない。１９：３０あまりに遅いので電話をかけるが全く出ない。そんな所へチャイムが鳴り、ごついピザボーイがやって来た。１時間も掛かってるじゃん～。でも、今日は雨だし外は寒いし、文句は言うまい。おまけに「おつりはいいよ～」なんて言ってしまった。お腹はぺこぺこ。で、、、。箱を開けてみると。サラミがある。かにかまがある。？？？？？極めつけ、パイナップルだと思っていたのがプリプリの海老だった！げげげえええ～。レッドペッパーを振りかけ、１ピース持ったらこれだった。私は海老とかに（甲殻類）のアレルギーがある。食べられない、触れない、それらを使った物で調理できない。自慢じゃないが１０年前。知らずに食べたピザに海老とかに肉が一寸入っていた。その後全身蕁麻疹＆アナフィラキシーを起こして（アレルギーショック）救急病院に運ばれ、１週間入院（殆ど意識が朦朧としていた）した経験がある。１時間も待たされ、お金も払ってしまい、空腹の上に、頼んでいないピザが、、。しかも海鮮ピザ！私の体に、怒涛のようにアドレナリンが回り、怒りの為に体が震えた。「またなのかああああ～」これで何回目だろうか？去年、以前頼んだ時あまりにもまずかったので「グリンピースは乗せないで下さい」と頼んだら、なぜかグリンピースだけのピザが届き、その次は生地の厚さを聞かれたので、「厚いのでお願いします」と言ったら、むちゃくちゃ薄いクレープのお兄ちゃんみたいな生地がやって来た。「人の話聞いとんのかあ～。出来なきゃ聞くな！」って感じだった。とにかく毎回のようにこんな調子なのだ。名誉の為に言っておくと、ピザHではありません。（店員さんの態度は最高なのですが、ピザ生地があまりにも、油っぽくて、ダンナも私も１回でげんなりしてしまいました。胃もたれして半分も食べれず。）私は怒りを静める間もなく電話をつかみダイヤルした。「私の電話に出た担当者を出して下さい」と言ったら、別の女の子が電話に出て「私は英語が出来ますから」と。かくかくしかじか状況を説明したら、本当にうざったそうに「はい、はい、はい」と話半分みたいな態度。しまいに「で、新しいピザが必要ですか？」と。ぶちぎれました。「これが台湾のサービス業なの？こんな事私は今まで経験した事ない。今回が初めてじゃあないのよ。殆ど毎回何か間違ってくる。何故なの？」私の真剣な怒りが伝わったのか「ごめんなさい」と何回か謝りだした。「あなたが受けて、間違ったわけじゃないかもしれない。あなたの責任じゃないかもしれないけど言わせてもらわなきゃ気がすまない」と怒鳴ってしまった。「一寸待って下さい」と電話がいきなり保留になった。「今、確かめたらやっぱり彼女は英語が分かりませんと言っています」「はあ～？私がオーダーした時ちゃんと確かめたら彼女は英語が出来ますと言って、ちゃんと英語で私がオーダーした物ををリピートして３０分以内に届けます。ってはっきり言いましたけど、、。もし言葉が分からないなら英語が出来ますとか言わないで下さい。これはお客さんをだます事にもなるんじゃないですか？私の言っている事が分からない様子なら私も頼みませんから」「すみません、もう一度電話します」といきなり電話が切れた。数秒して同じ女の子が「とにかく、すみませんでした。英語が分からなかったようなので。それで、ピザ要りますか？どうしますか？」「お腹が空いているんです！！お金も払っています。すぐにベジタリアンピザ届けて下さい！！！！！」おまけに頼みたくないけど、私には選択する店がないって「I HAVE NO CHOICE～」言おうとしたら「I HAVE NO CHANGE～」なんて間抜けな事言っちゃうし。久々に佐藤愛子さん張りの怒り炸裂でした。２０：３０ちんまりした可愛い女の子が合羽を着てびしょぬれになってピザを運んでくれた。女の子の宅配は初めてだ。まん丸の目で下から見上げられたら「もう、いいよ～。ごめん」といってしまいたくなる可愛らしさ。最初の電話に出たその子なのか、後に出た英語の分かる女の子だったのか、全く関係ない子なのかは分からない。彼女は「ごめんなさい」と。子犬みたいに私を見上げて、なんとも悲しげな顔をする。まるで私は自分が鬼婆にでもなった気がする。ピザの箱には「I am sorry its for your pizza」とメモがあった。配達に来た女の子が金券みたいなのをくれようとしたけれど私はそっと首を振って「我不要」と言った。もう頼む事はないと思うから。「小心」と言って彼女を見送った。結局、ピザは食べなかった。怒りやら、悲しさやら色んな気持ちが募ってしまい食べられなかった。落ち着いて考えると、自分自身の反省点も思い当たる。私も中国語で頼めるような努力をしていたのか？あの可愛い彼女がびしょぬれで配達してきたのを見て心が痛んだ。大人気なかったかな？怒り過ぎたかな？しかし、私の在台９年のカナダ人友人曰く。「これが台湾ビジネス。They don't careシュナは考えが甘いよ～相手は１枚も２枚もウワテなのさ～」はあ～。恐るべし台湾。参りました。

  2005年02月03日

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• 嫌なお天気！

  今日も朝から寒くって、雨が降っている。３年前にここに来た時は、冬の寒さってこんなにきつくなかったような気がする。日本も近年にない大雪だし。世界の気象状況がとても変。あっちこっちで戦争や、テロ、自然破壊を行っているから自然が変化しているって意見もあるけど、本当にそうだと思う。この世の中、人間だけが生きてるんじゃあない。動物や植物、目に見えないけど自然のサイクルに合わせて命を育んでいるものが沢山ある。あんまり傲慢に生きているとしっぺ返しがくる気がする。一寸心配になる私です。ここ最近ウイルスメールが沢山送られてきます。即座に消去していますが結構な数。何が面白くてこんな事するんだろう～。話は変わって。ダンナは、今年中にマック（マッキントッシュ）に機種変更したいと息巻いていた。私も賛成。私の初めてのコンピューターはマックだった。懐かしいな～。病院勤務していた時、殆どの先生がマックを使っていた。論文を書いたり、資料を作るのにマックの方が機能性が高い。私には詳しく分からないけど、グラフ作り、画像処理等がとてもきれいに出来るって言うような事を話していた。私も８年前に看護論文を発表した時、整形外科のドクターに資料を作るの手伝ってもらった記憶があるな～。外に出ないので、新しい出来事は全く無し。つまらない、、、けどしょうがない。腰痛を治すのが先決だ。５日から１４日までタイに行く。パタヤとバンコク、ウボンラタチャニ。友人宅に泊まらせてもらう。本当はキャンセルって話まで行ったのだけど、私の腰を診察してくれたドクターが「痛みは筋肉からのもので、腰椎、骨、神経には関係ないようなので無理しなければ大丈夫」と言われたので、痛みは持続しているが、ほっと一安心。暖かい所で、何にもしないで療養だと思って行ってきます。今回はダンナがビジネスにしてくれたので、嬉しかった。腰の負担もエコノミーよりは楽になると思う。私としては本当は、ここでゆっくりしたいって気持ちもあるけれど。ダンナにしてみればリフレッシュしたいんだろうし。はあ～。今回は上手くいかないなあ。

  2005年02月02日

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• 涙、涙の我がホームページ

  本当に、久し振りの日記。１６日にシンガポールから帰って来て、すぐに気管支炎まで起こした風邪を引き（１０日間）、その後は腰痛。とにかくこんなひどい腰痛は初めて。病院から薬をもらって飲んでいるけど、まだすっきりしない。ヘルニアではなく、腰の周りの筋肉の問題らしい。しかし筋肉痛だけとは思えない痛み。パニックになったくらいに痛かった。年なのかな～。とにかく、パソコンも長い事出来ない。１０分位で足迄しびれてくる。今日、panatanさんが来てくれて、ホームページについて色々と教えてくれ、直してくれました。（涙、涙）ありがとうでした～。とにかく、一番はプロバイダーの問題らしい、、、。それと私の設定ミスもあった。自分のホームページを見ていたら、全く知らない（台湾に住んでいて、楽天でホームページを作っている方）ホームページのアクセス状況とか、色々出てきてしまって。何が何だか＆％＃＠＄って感じでした。とにかく、悩みの９０％は解消できたのもpanatan大明神のおかげ。本当にありがとうでした！！！明日はまた病院．筋肉の弛緩剤、痛み止めをもらってこなきゃ、、、。今月すでに３キロも体重が増え、運動せず、食べる量は変わらず。腰痛が落ち着いたら、心を入れ替えてダイエットしよう！書く事沢山あるけど、とにかく腰を治してからだわ、、、。

  2005年02月01日

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• 台湾に来るまでのあらまし　４　

  明日から、シンガポール。今、パッキングが終わって、夫からの電話を待っています。晩御飯は、久々の外食。Chilisへ行きます。本日はネールアートを新しくしてもらって、そのまま友人達とランチをしました。楽しかった～。台湾生活で私にとって大切な人物。今では私の台湾の父＆母。この出会いが私にとって、とても大切なものだった。今回であらましは終わります。帰ってきたら、日記になります。長くて疲れたら、飛ばして読んで下さいね。奇しくも夫の台湾転勤が決まる前年の３月に、私の母、叔母、従姉妹、私の女４人で台湾旅行をした。何故台湾か、、、。私の叔母が『５時間以上のフライトは駄目だ』ときっぱり、さっぱり言ったからだ。そして、叔母はすでに香港、韓国を旅している。私はすでに何回か訪れているサイパン、グアムを提案したが、母、叔母ははっきりしない。『そりゃあ、若者向け旅行ならねえ～、日焼けもごめんだし』という目つきで私を見た。『じゃあ、あとは台湾しかないでしょうよ、、、、』私は何の思いも無く言葉を発していた。そしてあっさりと決まってしまったのだった。終日フリーの３泊４日という日程だった。全て私が手配した。正直何にも感動は無かったのだ。何故なら、台湾には何の興味もなかったから。取りあえず、短期の旅行なので台北市内だけの観光。フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並ぶ台湾の故宮博物館。世界４大博物館と謳われているここは外せないだろう。展示物は何と７０万点と言われている。女４人、３月だというのに凄い炎天下の中、モノも言わず、ふうふうと息せき切りながら歩き回った。『やっぱり沖縄より南に位置するだけある。まさしく南国の暑さだ、、、、、。でも、寒いより良いか、、、』故宮博物館には大勢の観光客が所狭しと歩き回っていた。何組かの日本人団体にも出会った。日本語で、お宝の由来だの何だのを説明している団体専任のガイドさんの後についてちゃっかり説明を聞きながら廻った。確かに素晴らしかった。それは理解出来た。象牙やヒスイで出来た精巧な美術品。大そうな書。何かの頭蓋骨で出来ているチベットのお坊さんが使う太鼓や、足の骨で出来た笛など等。しかし、私が思い出に残っているのは恥ずかしながら、博物館内にあった喫茶店で飲んだウーロン茶と甘いお菓子の味だった。疲労がピークに達した所、４人のうちから、「もう帰ろうよ～」オーラがガンガン出ていた。４人とも互いのオーラを察知して素早く出口へと向かった。そこで私の運命の人、台湾の父となる黄さん（通称トニーさん）との出会いが待っていたのだった。通常、故宮博物館前に停車している計程車（タクシー）は結構怪しいと言われている。何かの本には、決して乗らないように、、とまで書いてあったと思う。しかしその時分、下調べもせずに来ていた私達には全く知識がなかった。炎天下の中、一人涼しげにニコニコしていたトニーさんの笑顔が不思議に何かをひきつけるような魅力があり、おまけに日本語が上手だったので早速乗せてもらう事にした。取りあえず、女同士だけど４人も居るし、、という安心感もあった。「お茶屋さんに行ってウーロン茶を買いたい」と話すと、「私、お茶のお店もしている。行きますか」と。忠烈祠に寄り、ちょこちょこと寄り道してもらいながら彼のお茶屋さんへ行った。お菓子を振舞われ、しこたま食べて、お茶を飲んだ。今までに飲んだ事のない甘いクリームの味がする極上のウーロン茶。有機栽培だという。感動ものだった。以前お茶のコンテストで賞も取っている。１００グラム８００元（約２４００円）なかなかのお値段。話し上手、日本語上手な小姐達が、日本で販売している同じお茶の価格表を見せてくれた。そこには、何と！！！１００グラム１２０００円の表示。５倍の値段だ。誰が買うんだろう、、、。キャッチウーロン茶売りじゃん。やりすぎだよ日本人！（台湾人かもしれないけど、、、）しかし、余りの美味しさに結構な量を買い込む私達だった。その後はトニーさんはまるで、プライヴェートドライバーのように終日お付き合いしてくれ、地元の人が行く、観光では行けないようなお店を案内してくれたり、おまけにご飯等もご馳走してくれた。こんな時だけしっかり者の私は、調子に乗ってトニーさんに「はい、メータ倒して走って下さ～い」等のたまり、トニーさんは相変わらずの爽やか笑顔で「はい、はい」とメーターを倒して走ってくれたのでした。そんなこんなで、台湾旅行はトニーさんのお陰で１０倍、１００倍楽しく過ごせた。最後の日、朝早くから彼は私達のホテルの前に居た。車の中にちょこんと乗って。最後のお別れにちゃんと待っていてくれたのだ。胸がキューンと締め付けられた。「ここが私の仕事場だから、、、。別に気にしないで」所詮私達は観光客。何処の世界でも観光客は言ってみればその場での人間関係で終わってしまう事も多い。私の心の中には、どこか１００％彼を信じていなかった部分があった。「又来てね、気を付けて。連絡して下さい」彼からは何一つ打算的な感情を感じる事はなかった。私達は、４人ともジーンとしてしまった。頂いた名刺を大切にお財布にしまった。「もう、会う事はないと思うけど、本当に良い人だったな。トニーさん、ありがとうございました」一人でそっとつぶやいた。帰国後、トニーさんとはファックスや電話でやり取りをしていた。（あまりにお茶が美味しかったので、買って欲しいと頼まれる事が多かったから、おまけに１キロ以上買うと送料はただだった）その時、意味もなく、私はトニーさんに運命を感じた。人との出会い、日常起こる事は偶然でなく必然だ。これは私のポリシーでもある。気の合わない人、気の合う人、良い日もあれば、悪い日もある。それが生きているって事だ。とにかく自分の人生の中で出会う人達は、私にとって何か意味のある人だと思っている。余り好意を持てない人に会っても、なるべく「この人からも何かを学ばなければいけないんだな、だからこうして出会ってるんだ」と思い直す。嫌だ嫌だと思って付き合うより、幾分心が軽くなる。私のおまじないみたいなものかもしれない。縁がなければ自然に糸は切れるだろうし、縁があれば続くものなのだろうし。茶の湯からきた言葉で、『一期一会』という言葉がある。千利休の弟子、宗二が『山上宗二記』に記している人との出会いは常に、一生に一度限り。だからどんな出会いも大切に。言うは易しく行なうは難し。でも、私はそういう心持を忘れずにいたいと思っている。その気持ちとは裏腹に、私達の台湾旅行の感想は「まあ、１回行けば充分だね」であった。とにかく、眩暈を起こしそうな暑さ、至る所から漂う匂い、街の汚さ。おまけに食事も余り合わなかった。ホテルも日本人向けの所だったが汚い、暗い、臭いの３ｋだったし。だから私は翌年に、台湾に引っ越す等１００００％考えても居なかった。不思議な気がする。Delivery (b3iyf_nl_b050) (PM 08:53)Failed (b3iyf_nl_b050) (PM 06:24)Unknown Exception (b3iyf_nl_b050) (PM 02:09)Delivery Error (b3iyf_nl_b050) (AM 02:26)

  2005年01月11日

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• 私が台北に来るまでのあらまし　３

  今朝、しっかりと書き込んだのに、どこに行ったのか、全てなくなっている、、、。あああ～。ため息。でも、こうやって少しずつ慣れていくのでしょうか？ああ、、、。でも、落ち込む。一生懸命書いたのに。ショックだ。もう一回書き込みますうううう、、、。（泣）地震の後、私達は話し合った。いろいろな面から、新居の条件設定をお互いにもう一度確かめる。１）風通し、日当たりが良い事。（健康上）２）敷地内に庭がある、もしくは屋上がある事。（犬の為）３）管理人さんが英語、若しくは日本語を話せる事。（何かの時にコミュニケーションが取れないんじゃあどうしようもない）４）建物が丈夫な事。窓に頑丈な格子が付いていない事。（これは、今回の地震でも、この格子の為に外に逃げ出せず亡くなった人が多かったし、火災が多いと聞いたのですぐに逃げられるように）５）階段や段差の少ない所。（車が無いので、買い物や旅行の時に自分達で荷物を持って、えいこらと運ばなければならない）翌日、翌々日と精力的に家を見た結果考えてもいなかった場所にたどり着いた。半径数キロ日本人は住んでないみたい。外国人も全く見かけない。地元中の地元。何だか下町みたいな所だ。野良犬だか飼い犬だか見分けのつかない犬がわらわらいる。山の麓にどーんと聳え立つオレンジ色のレンガの建物。１１階建てだ。例の高層ビル台北１０１が良く見える、歩いても２、３０分かそこいらだろう、、、。散歩にもちょうど良い距離だ。その上、空気が違う。四方を緑の山、森に囲まれている。眺めも良い。おまけに11階の角部屋で、２人いる管理人さんのうち１人は日本語が上手だ。窓に格子も無い。太陽は燦燦と各部屋に行き渡っている。風通しも抜群だ。共有の大きな庭もあるし、手入れも行き届いている。プライヴェートの屋上もあった。（凄く汚かったが）３LDKの間取り。２人と２匹には充分すぎる広さだった。総面積４４坪（畳８８枚分）だと言う。勿論家具付きである。今までの家の中で一番綺麗で、しかも値段は今までの家の中で一番安かった。『でも、掃除大変そうだな、、、、』先ず、そう思った。あの大きな地震の後に見に行ったが、台所の引き出しが１箇所２，３センチ開いていただけで他に何もダメージが無かった。Ｄ氏曰く、このアパートを設計して建てた人もここに住んでいるとの事。『これは、安全って事の証明にもなるな、、。ふっふっふ』房東（大家さん）も大変良い方で、台北では一寸有名な方だそうだ（ここではプライヴェートな事なので説明出来ませんが）前住居者は、日本人だったそうな、、、。インテリアも私好み。『いいぞ、いいぞ～』私の心は固まっていた。この家に決めた事に後悔は無い。しかし、その後に起こる、数々の出来事が私達をとほほ、、、と言わせるとは夢にも思っていなかったが。初めての外国住まい。何にも状況が分からず、とにかく慌しく家を決めた。今になって思えば、コンピューターで色々と検索し、住居に関しても、そして台湾という国に対しても、もっと調べようがあったというものだ。少しでも情報があれば自ずと進むべき道を見つけやすくもなる。しかしながら私達には時間というものが無さすぎた。『まっ、どうにかなるでしょう』時には成らぬ事もある。名言だ、、、と思う。夫に台湾行きの話が出た時『来週には行ってもらえる？』という状態だった。その時は、私も専業主婦ではなかったし、日常の忙しさも尋常ではない時期だったのだ。しつこいようだが何もかもがごちゃごちゃで、ドタバタと毎日を過ごしていた。とにかくいろんな経験をして私は一人日本に戻った。帰って来てからも全然と言ってよいほど『台湾に住む』事の実感がわかなかった。

  2005年01月10日

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• 順番が違うけど、私が台湾に来るまでのあらまし　１

  もしこのホームページに来て下さった方がいらしたら、ありがとうございます！コンピューターオンチのこの私が、自分一人でどうにかここまで立ち上げました。が、、、四苦八苦。お見苦しい所もあるでしょうがお許しください。私の経歴を含め、どうしてここ台北に来たのか少しずつ紹介させて頂きます。また、不手際もあると思いますが、（返事が遅いとか、、、文字変換が変！とか」細心の注意を図りながら頑張りますのでどうぞ末永く宜しくお願い致します。私の手違いで、あらまし２から始まってしまったので、最初から、、、。（恥）２００２年、７月１６日。私はここ台湾にやって来た。人生で始めての、４０を迎えようとしている私にとって始めての海外生活のスタートだ。主人の仕事でここに来る事が決まってからが大変だった。主人は一足先に台湾に出発。残った私一人で何もかもしなければならない。日本にある荷物を、将来の住処になるカナダ行きと、新生活が始まる台湾行きに分別し、自分でパックしなければならない。荷物が多かったのと、分別作業があったので、自分ですることにした。（後から考えれば大失敗の選択）その当時は、看護師業と日本語教師養成学校の生徒という二足のわらじを履いていたし、おまけに学校では実習が始まろうとしていた。それと平行しながらの引越し準備。犬も２匹いたので世話もある。ありがたい事に、多くの友人達が入れ替わり立ち代り手伝いに来てくれた。捨てるには忍びない物もが沢山あったが友人達のてきぱきとした準備でガレージセールをしてきれいさっぱり売ってもらった。家電製品などは新しくしたばかりの物が多く、一寸だけ悲しかった。（台湾で使えないと思って処分した物の中には、実際かなりの物が使えたと知った時の私の落ち込み、、、、）親、親戚、友人達のありがたみが身にしみた。沢山の差し入れを持って来てくれた人達、徹夜の作業も厭わずに、職場から直行して泊り込みで手伝ってくれた人達も居た。本当に感謝で一杯。ありがとう、、、でした！その当時の忙しさは筆舌に尽くしがたい。（もちろん、手伝って下さった方々もそうだったと思う）１ヶ月で体重が４キロも落ちた。寝食を忘れ、がむしゃらに引越し準備、仕事、実習をこなしていった。おまけに、その最中、近所の犬に右手の人差し指、中指を噛まれ（骨が見えていました）全治１ヶ月。びっくりしたけど、とりあえずナース。痛かったが、先ずは水で傷口をがんがん洗い流し、血を絞り出した。イソジンで消毒し、バッチのレスキュークリームを塗りこみ、レメディーを飲んでガーゼで傷口を押さえた。そして、これまたナースをしている叔母に連絡し、救急病院へ。局所麻酔で洗浄してもらい、破傷風のワクチンを打って無事終了。動物に噛まれた時は、絶対に縫合などしてもらってはいけません。化膿したら大変、毒素が回ってしまいます。どんなにひどくても、あくまで開放したままにしておきかねばならない。犬の散歩は友人のドッグシッターさんに頼んだ。しかし、運良くも体は壊さなかった。私の辞書には努力、精神力、忍耐と言う言葉は全くなかったが、凄いものだと思った。犬２匹は、近所に住む友人のアメリカ人夫婦が１ヶ月近く、出発日まで預かってくれた。これは本当に助かった。犬の検疫、移送に関する書類作成、これも時間が掛かった。規定のケンネルを買い求め（サイズ違いが来たりとトラブルが続いた）、獣医に連れて行き健康診断、書類作成、４ポーズからなる写真撮影。貨物会社と航空会社との連絡、台湾の動物検疫所との交渉など等。もう２度とやりたくない～。しかし、怒涛のような日々を過ごしながらもどうにか終える事が出来た。

  2005年01月09日

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• 私が台湾に来るまでのあらまし　２

  ２００２年３月２９日羽田より（この時は、まだ羽田から台北直行のチャイナエアーが飛んでいたんですね～）４泊５日の日程で家探しの為に台北へ。久々の夫との対面もそこそこに早速家探し。いかんせん、時間がない。私達の担当になったＤさんは英語圏の方々を担当している英語スピーカー。物腰の柔らかい紳士風の方だった。カナダ人＆日本人カップルという事でだと思うが、いきなり天母地区という外国人居住区みたいな所へ、、、。天母にはアメリカンスクール、日本人学校、その先の陽明山にはヨーロピアンスクールがある為に、子供を持つ家族は殆どがここ近辺に住むらしい。一応上限はあるものの、会社が住居費を出してくださると言うありがたいお話だったので何となく、ココロも足取りも軽かった。しかし、時期が悪かったのか、犬が２匹居る事が災いしていたのか、連れて行かれたところは値段は一級品でも、作りや間取り葉３級品。全体に暗く、汚かった。『ここは掃除してたのか？このまま汚いまんま引き渡されるのか、、、』内心怖かった。思わず夫を見上げる。夫は固まっていた。１０件以上は見せて頂いただろうか。なかなかピンと来る物がなかった。おまけに、この地区は夫の会社から一寸離れている。私達に子供は居ないので、何もここに拘ってもらわなくても良いのだが、、、。Ｄ氏に『他の場所も見せてもらえませんか』とお願いする。何箇所か拝見させて頂いたのだが、うむ～。徐々に不安が募ってくる。日本の家のようなメンテナンスは求布良レナ胃のかもしれない。何となく悟った。初日はこうして過ぎていった。翌３０日。皆さんも覚えておられるかと思う。あの大震災。私達はホテルの近くにある、最近開発されている信義区の三越、ニューヨークニューヨーク、ワーナーヴィレッジ等を回って、束の間の休日を楽しんでいた。すぐ傍には台北１０１なるどえらく高いビルが建設中だった。天辺には、巨大な鶴の形をしたクレーンが４台鎮座ましましていた。私は夫に、『でもさ～、何で台湾って地震が多いのにこんな高いビルをわざわざ作るんだろうね、、、』と暢気に話していたのだった。お昼を食べようとワーナーヴィレッジに出向き、軽く昼食を摂っていると、いきなり凄い揺れを感じた。とにかく立ち上がれない。頭上に設置されている３６０度大パノラマテレビがブルンブルンと揺れている。落ちてきたら死ぬ！とっさに思った。片手にフレンチフライ、片手にジュースを握ったまま、テーブル下の床に伏せた。休日の昼間で人も多い。叫び声が聞こえ始め、徐々にパニック状態になっている。私は恐怖の為に声も出ない。今までの人生でこんな大きな地震は初めてだ。その時、外で凄く大きな音がした。何か重い物がどっす～んと落ちたような音だった。みな外に向かって走り出している。映画館からは凄い人がドミノ倒しのごとく押し出されている。一部の屋根が粉々に割れていた。気がつくと、私とダンナと数人の店員さんしか残っていない。集団心理なのか、皆同じ方向に逃げ出している。左側の出口は人で詰まっている。危ない！と思い夫に『右の出口から出よう』と叫んでいた。カナダには殆ど地震がない。しかし、日本に１２年近く住んでいた夫は、日本の地震を何回か経験している。その夫の顔にはに血の気がなかった。顔がこわばり、恐怖におののいている。私が叫んだと同時に彼は、片手にハンバーガーを握り締め一目散に右の出口へ向かい凄い速さでダッシュした。一度も私の居る後ろを振り向かずに。どうにか外に出ると、そのまま地べたにしゃがみこんでしまった。揺れが凄くて本当にくらくらと目が回っている。ホテルに戻ってみると、玄関の壁や屋根が壊れていた。数人の外国人宿泊者たちが呆然と外を見ていた。部屋のダメージは殆どなかったが、エレベーターの回数を表示するプレートがだら～んと、今にも落ちそうに垂れ下がっていた。危ないので受付に電話してチェックしてもらうように頼んだ。地震が起こってからは、本当にすばやい対応で、軍隊の車、救急車、パトカーが凄い勢いでわらわらと１０１方面に向かっていく。その対応の早さに感動した事をはっきり覚えている。『日本と違う、、この機敏さは何なの？地震が来るって知ってたの？』と思う程。野次馬根性で１０１へ近寄ってみる。何と、あのクレーンが２台どっか～んと道路に落ちている。残念な事に、車で通りがかった大学生の男性が下敷きになって亡くなったとの事。他にも建設作業中の数人が亡くなっていた。後からニュースを見たら、他の地区の被害も甚大だった。何故、私はこんな大きな地震に遭遇しなければならないんだ、、、。先行きの不安を増長させるには十分な出来事だった。

  2005年01月04日

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