カテゴリ:☆3人の子供たち☆
3月5日に鹿児島で開催された講演会の内容です
子育てハッピーアドバイスの本を読んだことのある方は、 知ってることばかりだと思います では、一応まとめたので 間違っているとこがありましたら、ご指摘ください 1.今の子供をめぐる問題の根っこは「自己評価の極端な低さ」 自分はダメな人間だ 必要とされていない いない方がまし 2.摂食障がいの方の手記より 「私はやっぱり誰からも必要とされていないんだよ。 誰からも、大切だと思われてない。 私の事なんて、放っておいても気にならないんだよ。 私は誰かにとって大きな存在、大切な存在、必要な存在、そんな人間ではないんだ。 そんな人間にはなれないんだ。 どうでもいい存在。 いてもいなくても、誰も気にとめない。 だから死んでも全然何も変わらない。 いらない人間なんだよ。 もうこれ以上、そう思い知らされるのはイヤ。 私の存在が必要ないなら、今すぐ死ぬ。殺してほしい。 私の中の心はもう死んでいるから、身体を殺して。 みんなずるい。 心はメチャクチャに傷つけて、殺してしまったのに、身体は残すなんて。 ちがう、心を殺したのは私だ。誰のせいでもない。 私だけが、私を傷つけて殺したんだ。 誰かを悪者にするなんて、なんて最低な人間なんだろ。 苦しんで当然。大嫌いなのは私自身。 誰かを嫌いなんて、そんな事思ってはいけない」 3.子供にとって一番大切なのは自己評価 自己評価(抱っこ、よしよし、言葉で伝える):0~3歳 しつけ:3~6歳 勉強:6歳~ 自己評価という土台がしっかりできていないと、 しつけ・勉強は身に付かない、言っても聞かない 「どうせ」と言う子は自己評価が低くなっているサイン、その時に叱ってはいけない 叱っていい子:自分に自信がある子、元々の性格、叱られてもヘラヘラしてる子 叱ってはいけない子:気が小さい、臆病(叱ってしまってもそこまで問題にならない子) いじっぱり、頑固、つっぱる子(実はナイーブで傷つきやすく叱ってはいけない) いじっぱりで親は余計叱りたくなるけれど、それでは悪循環。 話し方:先に理由を聞く→その後「でもこれはやってはいけないよね」 4.なぜそんなに自己評価が低くなるのか ☆虐待 親から受けたもの、甘えたい時期に甘えられなかった、精神的なもの ☆いじめ 能力や見た目からのもの いじめられたと子供からの相談に対して、「やりかえせ!もっと強くなれ!」は× そんなことができないから相談しているのに・・・ 親から言われると、自分が悪いからいじめられていると感じる いじめる子が相手を洗脳している あなたは悪くない!いじめる子が悪いんだ! 子供にしっかり伝えて自信をつけさせる。 ☆いじめる子に対する対応 いじめるつもりがなかった、悪気はなかった→注意でOK 悪気がある子→いじめる子自体もどこかでか被害にあっている いじめる子もSOSのサイン 親から受けたもの、いじめられた過去、ストレスなどでいじめを繰り返す 自分の時は誰も助けてくれなかったのにあいつは周りに守られてるなど、 いじめを繰り返す いじめる子のサポートも必要 ☆大人との関わりが希薄 親との関わり、親子での時間が少ない 忙しいと言っても子供が1人でしゃべりまくってる子→アピールすることで構って欲しい ギャーギャー言う子は大丈夫 さびしい、けど、いい子にすることで親からほめられたい 親に気を遣う いい子=手のかからない子 親から放っておかれる 本当はもっと構って欲しいのに・・・ マイナスの感情を出すと見捨てられると思ってしまう 成績がよくても自分に自信のない子も少なくない 話を聞いてあげる ※サインに気がついた時から自己評価を高めることを始めればやり直しは何歳からでもできる 5.子供の心の成長 ☆依存(甘え)⇔自立(反抗)をいったりきたり 親に依存、抱っこして欲しい、甘えたい、安心、でも不自由 自由になりたいという自立心、何かしたいという意欲、自由になって楽しい、でもだんだん不安になってくる そしてまた依存に戻り安心する これは子供のペースでやってあげないといけない が、「自分でできるでしょう」、「ママがやってあげるね」→親のペースになってはいけない 甘えさせるから自立しないのではない、甘えた人が自立する!これは大事! 10歳まではしっかり甘えさせる 甘えさせると甘やかすは違う 甘えさせる→抱っこや話をする甘え、情緒的要求 甘やかす→おもちゃを与えるなど、物質的要求 甘やかしを繰り返すと自分の心のさびしさを物で埋めようとする 結果、過食症、買い物依存症になっていく 子供ができないことは親がやる→甘えさせる 子供ができないのに親がやる→甘やかし ☆してはいけないこと ほったらかし(放任・ネグレスト)とかまいすぎ(抑圧・否定・過干渉)に注意 高校生が親への一言メッセージ: 父へ「父よ、何か言ってくれ」 母へ「母よ、何も言わないでくれ」 小学生の男の子がお嫁さんについて書いた作文: 「うるさいお嫁さんはいやだ、文句をいうお嫁さんはいやだ、 うるさくて、もんくを言うのはお母さんだけで十分」 ☆手のひらの中の卵 しめつけると割れてしまう 手を離しすぎてもコロコロ転がって割れてしまう 6.思春期の対応 第一次反抗期:1歳半~3歳 第二次プレ反抗期:小6 第二次反抗期:中2 2学期 反抗しだしたら一安心♪ 反抗はそれまでの子育てが正しかったということ 反抗は心が成長した証 反抗する必要のない子もいるけれど、 反抗したら見放されると思う子もいる その心がいつか爆発してしまう 今時の若い子は言葉使いが悪い→テレビや漫画等で使われている為、仕方がない部分もある 7.具体的な対応 ☆子供が小さい時はスキンシップ 抱き癖はない 抱っこすることで自己評価を高める 泣いても抱っこされないと大事にされないと子供は思う ☆子供の気持ちをくんで、言葉にして返す 自分の気持ちを言葉で伝えられないから、 赤ちゃんの時から「気持ち悪かったね、悲しかったね」言葉を伝える そうすることで言葉を覚えていき、わかってもらえることでうれしい ☆話をよく聞く 相手が言った言葉を繰り返す 「悲しかったよ」→「そうだったの、悲しかったね」 わかってもらえたと思う 「じゃあもっとこうしたら」答えを言ってしまうのは× 子供はわかっている、わかっているけど、親にもわかってもらいたくて話す ☆子供の頑張りを認めてねぎらう 「頑張れ」たくさん頑張っているのに?? 子供は子供なりに頑張っている 劣ってもいけない、優れていてもいけない・・・ 学校では友達関係にも気を遣っている 「頑張れ」→相手を選んで言わなければいけない 「頑張っているね」→言われると誰でもうれしい ☆ありがとう 相手の存在価値を高める 最高の褒め言葉! 大人は子供に「ありがとうは?」と求めるけれど、 子供には伝えようとしない 子供も言われるとうれしいし、もっと言って欲しい 自分も役に立つんだ!! 生きる力になる 8.子供にキレてしまうとき それだけ子供に関わっている証拠 子供の性格など持って生まれたものが違う→あとはなるようにしかならない 子供が今すでに持っているいいところをほめてあげる 親は子供を変えようとする 今の子供にダメだと否定しているのと一緒 あきらめる!それも大事 それがこの子の精一杯 9.母親のサポート 親を責めない まずここまで育ててきた苦労をねぎらう 親も人間、未熟なこともある 「子は宝、母もまた宝」 サポートしていく社会を作る必要がある 最後に、絵本「おこだでませんように」を読んで終わりでした 耳が痛いことばかり>< 依存と自立、親のペースになることもよくあるので、反省です それに、最新刊の「ほめ方・叱り方2」の本にも載っているんですが、 虐待は特別な悪い親がやるものではない 虐待はどんな親にも起こりうること。 虐待はやってはいけないことだけれど、 私も気持ちは本当によくわかりました。 そんな時期がありました。 泣きやまない、寝ない。 そんなことで?と思いますか? そんなことでも、なるんです。 買い物に出てもギャンギャン泣く子供。 周りからジロジロ見られる。 (私は今、泣いてる子を見るとカワイイな~♪とつい見てしまうけれど、 そういう目さえも気になっていた) 泣きやませなきゃと、静かにさせなきゃと焦る。 外に出るのもいやになるけど、家に居るものストレス。 私は支援センターの先生たち、そこで出会ったママさんたちに救われました。 旦那も話を聞いてはくれたけれど、 なんせ初めての育児、 なんだかんだとアドバイスをする。 (おしゃぶり使えば?ミルクにすれば?など) 実際見てもやってもないのに、口だけと感じ、イライラしました。 そんなことではなく、 私は話を聞いてほしかっただけなんですよね。 頑張っているねと言ってもらいたかった。 今回の講演会は、考え直さなければならないことがたくさんでした 最近りおが、「ママ、さびしい」って言うんですよね 最初は言葉を覚えてうれしいのか、 こっちが反応するからなのか、笑いながら言っていたけど、 最近は本当にさびしそうに・・・ これはSOSだよなと、どうしたらいいものかとずっと思っていました もっと接する時間をとりたいけれど、 時間は限られているわけで・・・ 周りに相談しても、 「もう十分頑張っているよ」「無理はしないで」 でもこれはどうにかしないといけないですね 子供を育てるって大変なことですね^^; ただいまランキング参加中です♪ 超未熟児育児 にほんブログ村 天使ママパパ夫婦(子供あり) にほんブログ村 2010年度生まれ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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