外部記憶装置

本多劇場にて。第17回下北沢演劇祭参加作品。

作・演出：秦建日子

三倉茉奈、三倉佳奈、円城寺あや、伊藤裕子、宮地真緒、林泰文、白石みき、
春日純一、風間トオル
松下修、築山万有美、川津春、滝佳保子、納谷真大、白国秀樹、渡辺紘平、藤岡麻美
青木愛、浅川尚志、足木俊介、新井みずか、安藤悠美、五十嵐貴子、伊倉舞、
伊勢田隆弘、井筒大介、井筒洋介、入江亨弥、浦田麻緒、浦中杏奈、江原百合、
河原雅幸、工藤華菜子、小杉美和、小坂逸、佐久間麻由、佐藤あいこ、里中あや、
柴尚只、島田友美子、庄司彩香、新保竜也、瀬長奈津実、立島里奈、徳城慶太、
徳永笑美里、所里沙子、富田大樹、長塚全、難波和宏、西野誠、羽座和歌子、
林克幸、前田真希、廻本直樹、三瀬恵、茂呂真紀子、山縣有斗（五十音順）

『月の子供』公式サイト

チケプレに当たったのでマイミクさんに付き合ってもらって観劇。
なんと総勢57名の出演者が！
せっかくなので公式サイトから引用して全員載せてみた。
すげー。多いよ。多すぎだってばよ。
50人以上の人間が一斉に喋るとすごい音量だなぁｗ

マナカナとか風間トオルとか白石みきとか普段縁の無い高級な？人々がメイン。
ロビーを埋め尽くした花も豪華絢爛。飾りきれずに通路まで侵食してました。
さすがタレントさんメインだけあって有名人の名前がゴロゴロｗ

内容はネタバレ防止でちょびっとだけ。一応ファンタジーです。
とりあえず思ってたのとはかなり違った。


想像してごらん。
「月の子供」を想像してごらん。
月の重力は小さくて、月で生まれた子供は骨も筋肉も小さくて、
地球の重力にべしゃっとなっちゃって、海も森も川も街も無く砂漠だけ…

世にも恐ろしい通勤通学ラッシュのプラットホームを舞台に物語は進む。
「人生迷ったら下を見ろ」
繰り返される言葉遊びに転々と移り変わる時間と空間。
プラットホームの上下で繰り広げられる少年とプラットホーム族の物語。


印象に残ったのは、小さい重力の元に生まれた月の子供と同じように、
不幸に生まれた人は幸せにはべしゃっとなっちゃうというくだり。
なんかすごい納得しちゃったよ。
よく聞く例だと虐待の連鎖ってやつかな。
きっと幸せに耐える力ってのも必要なんだろうな。
ホント自由って人それぞれだわ。

ベホマ、ベホイミはワロタｗ
帰りはちゃんと「急行新宿行き」に乗れましたよっとｗ