カテゴリ:SEIJIが書いてた時の記事
ちょっと前に知り合いの女の子とご飯食べにいった時、その子のカレシの話になりました。
「ウチね、すごくカレシにヒドいんよ。すっごいわがままやしね。だからカレシとすぐ別れようって言うんよ。」
どうやら彼女は"こんなヒドい扱いしかしない自分と一緒にいてもカレシはしあわせじゃないし、もしかしたら他に大切にしてくれる女がいるかもしれない。だから自分とは別れた方がいいのではないか"と思っているらしいのです。
この話を聞いて私はわりと強い口調でこう言いました。
「俺が君のカレシさんの立場ならこう言うと思う。"浅はかな推測で俺のしあわせを決め付けないで欲しい。俺は君といることがしあわせなんだ"って。カレシさんはいかに君がヒドくてもわがままでも何度別れをきりだそうが決してその通りにしなかったのだろう。それはそういうのをひっくるめて君と一緒にいたいという意思表示なのだと思う。好きな人ができた、キライになった、そういう理由ならともかく"あなたのことを思って"なんて勘違いした配慮で自分のしあわせを取り上げられたら、俺ならばぜったいに納得できないと思う。」
「そして君は俺から見れば恵まれているのだよ。貴族なのだよ。愛され慣れているというか。俺は昔、まったくモテなかったからね。"愛されない"という状態のツラさや"愛されている"ということのありがたみはよく知っているつもりだ。だから好きだと言ってくれる人がいたらすごく喜んで、めっちゃ大事にすると思う。君は"愛されることが当たり前"になってるからこそ"自分に向けられている気持ちの大きさ"に気づかない。俺ならそんなことはできないなぁ。」
まぁこういう場合、カレシさんの肩もつのはセオリーっちゃセオリーなんですが、それ抜きにしてもずーっと聞いてたらカレシさんがいかに彼女を好きなのかもわかるし、私は今回はああいう風に言ってますが"相手を思うから離れた方がいい"という彼女の気持ちも結局相手を大切に思う気持ちから出ているのでそれが悪いとは思わないのですよね。でも、やっぱり、特にカレシさんの気持ちの方がよくわかるだけに彼女には可能な限り今のカレシと一緒にいてあげてもらいたいのですがね。 ま、でも恋愛においてブルジョワジーに生まれついた彼女のことはうらやましいと思う反面、そうはなりたくないとも思います。弱いからこそ弱い人の気持ちがわかるのですよ。
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Last updated
2007.07.13 00:50:50
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