sotto voce

父は退院して来た。前回の退院では心配が取り越し苦労だったので、今回楽観的に構えたが、甘かった。夜もゆっくり眠れない。
自分の人生に対する後悔とこれからの方策が纏まらないまま、大きな負荷が訪れて、おまけに会社の人間関係も鈍感な私にも感じられるような何かネガティブなものがある。
今まで私は人に対してポジティブに作用することがほとんどなかった。今回は全員とは言えないまでも少なくとも誰かに安心を与えたいと思う。