sotto voce

土曜日のレッスンでは「音程が悪すぎる」と言われたけれど、そんなに落ち込まなかった。前にも「悪すぎる」とは言われてるので免疫があったし（それは本当はいいことではないかも）、とにかく直さなくてはならないから、それを直せばいいんだとただそれだけ。１楽章は希望通り終わりにならずにもう１回できるのであと２週間でなんとかできるところまでやってみようと思う。確かにハイドン、スッキリしないのは音程がおかしいからかもしれない。先生が弾かれるアルペジオとかはスッキリしている。弓のせいもあるが弓ばかりでなく音程もある。私のは全体的に低いらしい。（でも他の先生に全体に高めだといわれたこともある。それから音程がいいといわれることもある。結局？？？？）私はある程度絶対音感があるけれどその絶対音感自体が低いのかなあと思った。ときどきＣＤとか半音上に聞こえる。もしかしてそれは子供のころのあの私のピアノが低かったのか？そんなこと悩んでもしかたないのでとにかく直すしかない。レッスンのとき「合っている」という音程の感覚がすこしつかめた気がするのでそれを手がかりに。たぶん左手の指の都合とかで楽なほうにとっている部分もあると思うのでとにかく自分の耳を信じて注意深く直す。

土曜日に夜、日曜日のレッスンに向けてフランクを練習して、なんだかいろいろ発見しているけどちょっと間に合わないなあとがむしゃらにやっていたら、先生からお電話がありレッスンは延期になった。正直すごくうれしかった。久しぶりにうれしい気分になった。それで残りの１時間はバッハを弾いた。今日も朝からなんだか開放感につつまれていた。別にレッスンが終わったわけではないのになんだか久しぶりに追い詰められた気分から開放されてしまった。切符の変更をして、サンドラッグとマツモトキヨシとワンズでどれが一番安いかゆっくり確認してリンスとボディシャンプを買って、なんかちょっとそういうことをのんびりやって幸せな気分になった。

バッハを見た。あと１ヶ月なのにまだ通しで弾けないのだからちゃんとやらなくては。やっぱりサラバンド→クーラントは違和感があるけれど、それが与えられた条件ならそれで仕上げるしかない。それからハイドンをやった。自分で思っているほど弾けないのだと自覚した。よく聴かなくては。特に音程と音がつながりよく伸びて響くように。

開放されている場合ではないのだけど、今日は開放気分が強かった。夜にはオムレツを作った。おいしくなかったいわし丼のいわしとキャベツを具にしたらおいしくなった。ブラボ。明日から気を引き締めて練習に打ち込むようにしたい。（でも明日は１度帰る時間を気にせずゆっくり会社で仕事したいな。）