昨日は新宿駅西口に行った。もう60年以上もたつにもかかわらずあそこは戦争に負けたあとの空気が漂っている。冷たい雨が降り始めていてそれを余計に強調したのかもしれない。地下だから暗いのかしらと思うけど外の京王デパートや小田急デパートの前もなんだかしんどいものがある。華やいでいるはずのデパートもなんか疲れている。
最近チューナーというものがあることを知った。結構みんなこれで調弦をしている。ヨドバシカメラで見てみたけどまだ買わなかった。調弦にはいくらたっても自信がないし、音程もなんだか確信が持てなくなってきた。悪いと言われて自信がなくなっているのか、年のせいで衰えているのかよくわからない。このチューナーは音をだすとそれを聞きとってAとかDとか出て、それより高めか低めか針がさす。真中になるように調弦すればいいらしい。でもこれを所有するの少し抵抗がある。そういうものに頼ってしまうと余計に耳が悪くなるような気もする。でも自分の感覚があっているかどうか確認するのにはいいお友達じゃないかなあとも思う。
今日19世紀のチェロ演奏という記事を読んでいてチェリストに対するコメントで「美しい音程が人々を魅了した」みたいに書いてあって、音程とは正しい音程というのが1つあるのではなくてその人の音程というのがあるのかなあなんて超拡大解釈してみた。