まぁ今年は、結構な回数、
お神楽・・・京築神楽の秋祭りを見に行きました。
神楽の写真を撮影に・・・っていうのもあるんですが
そんなのは二の次。
やっぱりお神楽を見るのが好きなんですよね。
だいたい夜まで、神楽は奉納されるんで
昼と夜の鬼面の表情の変化や、
見に来ている人々の雰囲気や歓声。
いろいろな神楽講、いろいろな地域でそれぞれ違うのがまた面白い。
まぁ地元でないところにもお邪魔させていただいたんで
そんな時には控えめに後ろから見ることも多かったんですが
それでも十分舞台には近い、どこに居てもベストポジションっていうのがいいですね。
秋祭り、自分の地区でもありましたが
やはりみんなが楽しんでくれるのがいい。
ほかのところから遙々見に来てくださる人もいるから
そんな人にも何か、振る舞えるものがあれば勧めて
一緒に笑い合える、それが私は理想だと思うんです。
でも中には、地域外の人に振る舞うのを疑問に思う人もいない訳じゃない。
ただそういうのを聞くと、すごく寂しいし悲しい・・・それが自分の地区であれば
なおさら・・・・なんですけどね。
さて、そんなすこし、おセンチな気分も吹き飛ぶような神楽奉納が
少し離れた中津市中原地区の、八坂神社でありました。
聞けば、ここの神社の舞台が傷んで神楽奉納が出来ず
このたび改修され、十数年ぶりに神楽奉納がされるのだそうです。
神楽奉納は、いつもお世話になっている、岩屋神楽講さん。
神社をよくしたので、珍しい演目もあるということ。
しかし、今まで何年もお神楽見てない地域の皆さん・・・・
それを聞いたら、少し不安に・・・なっていました。
でもそれは杞憂に終わったんですけどね!
始まって少しすると家族連れ、お子さんたちが増えてきてとにかく賑やか!
カメラマンもわんさか!!!(笑)
いい雰囲気・・・ですけどそれに加えて
カメラマンが多くて特別感もムンムンですわ!
お子さんたちは鬼に素直に驚き、恐がり、逃げ回り(まぁニコニコしてる子もいますけど)
そして大蛇退治の時には、本気で大蛇に立ち向かい、
大蛇を壊しそうになって、叱られちゃって泣く子もでたり(あらら~~
)
いや、君は正しいんだよ!怖いものに立ち向かう君は
確かに私にはヒーローだったぜ!!
大人の皆さんも、かけ声かけたり、鬼と記念写真撮ったり!
ああ、
なんて純粋にお神楽楽しんでくれてるんだろう、って
撮影もせずに眺めておりました。
それから地域の方は
ただそこで、にやにやしながら写真撮っていた、この私にも
どうぞ~って、温かいお汁を勧めてくださりました。
ほんと、いい人たちだなぁって感動しちゃって。
なもんで、お餅やお菓子を蒔いたものを結構拾って(いや岩屋神楽の方にもらったんですが・・・)
いたものは、地域のお母さん方にお分けしちゃいました~~~~(笑)
終わりの時間が決まっていた奉納でしたんで
19時には終了。
私も帰路につきましたが、
今年の終わりには最高の、とても良い奉納だったと思いましたよ。
神楽奉納、
こういう人とのふれあいが一番好き。
神楽を撮る事以上に、それが一番ですよね。
来年もまた、そんな人とのふれあいに
ぶらぶら神楽見物に行けたらいいな、
そう思う、12月ももうすぐ終わりの夜なのでした。