働くオンナの処世術
処世術とは巧みな世渡りの方法、生きてゆく術策、世渡りの術という意味。本のタイトルに輝かない頑張らない話を聞かないと、あるのですが、真面目に生きてきた私には一見驚きな言葉たち。最近の私は幸せになる!夢を現実に!好きなことを仕事に!といった本ばかり読んでいました。ところが、その「幸せ」とか「希望」みたいなキラキラ~っとしたものは何ぞやと。幸せにならないといけないのかと逆に疑問で、そういうものを探すのにちょっと疲れていた訳です。でもこの本を読んで本当の自分はいない自分探しもやり過ぎたら自分がすり減るだけいろんな自分に過剰に期待せず、絶望もしないで、どれもこれも自分なんだと認めて手なずけていくこと仕事で幸せになろうとかありがとうと言われようとかは考えない方がいい。なぜならばそれらを仕事の目的にしてしまうと、うまくいかない時に辛くなるばかりだから。幸せを目指さないためのもう一つの処世術は機嫌よく過ごすことトラブルが起こっても、 ちょっと機嫌を直そうくらいの意識で 身の回りの細々としたことから片付けるのです幸せを目指さず不幸せにならないくらいで機嫌よく過ごすこれくらいで生きていければ自分だけでなく自分の周りも楽になれますぶれてもい流されよう、ぶれないにこだわるよりも状況に流される方が処世術としては良い。今の自分の状況というのはいろいろな人がほんの少しずつ関わった結果。結局なるようにしかならないもんだなぁと思うぐらいがいいのです周りがキラキラして見えて、自分もそうなりたいけど、ポジティブに、前向きに生きることが疲れてしまった30代女子にオススメな本でした