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1984年に公開されたこの映画はロードショーではなく二番館で観た。今はもう無い(んだろうな)鶴見文化で一人で観たのを良く覚えてます。
恥ずかしい話ですが、私は麻雀の役ってほとんど覚えてません。コンピュータ相手で暇つぶしに遊んだりはするけど、高校時代に友人宅で卓を囲んで以来、人間相手にはほとんど遊んでいない。 麻雀マンガとかも人並みに読んでいるんだけどなあ。「スーパーずがん」「なきの竜」そして「まあじゃんほうろうき」。どれも麻雀知らなくても読めるじゃんとか突っ込みはなしね。 特に「まあじゃんほうろうき」は作者の西原さんの生き様が面白いのであって、マトモな麻雀牌すら出てこないからなあ。すっげえぞんざいな牌は描かれてたけどね。 そんなわけで、未だに点数が数えられない私です。 でもそんな人間が観てもこの映画は面白かった。 10点満点中7点 麻雀分からなくてこの点数ですから、分かっていればもっと面白いと思いますね。 出演者も今は亡き、高品格さんを始め、真田広之氏、大竹しのぶさん、加賀まりこさん、名古屋章さん。そして鹿賀丈史氏といった豪華な顔ぶれ。全員がセットの中で、戦後の時代を生き抜いた人たちになり切って見えるんだ。 和田誠監督の演出もオーソドックスで、映画に対する愛が満ち満ちてます。この監督の作品は「怪盗ルビー」も「怖がる人々」も観てますが、この初監督作品を超えていないと思います。両作品とも面白いんだけどね・・・。 一応、8月15日なんで、ちょっとだけ気にして映画を選択してみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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