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映画のネタがつきたわけでは無いのですが、夏休み特別企画として今日から数回「懐かしのテレビシリーズ」と題して、私が見ていたテレビ番組についての思い出を綴ります。
第一回目は「巨泉のクイズ・ダービー」です。 土曜日の夜7時30分から放映されていたこの番組は、大橋巨泉がホストを勤める人気クイズ番組でした。 大橋巨泉と書いて、現在25歳以上の方は直ぐに顔が浮かぶと思うけど、パシフィカさん(ネット界のアイドル。詳しくはお気に入りをクリック!!)ぐらいの年齢になるともう知らないんだろうなあ。国会議員に当選したり、辞めたりした人です。年に数回、日本に遊びに来てテレビ出てる人です。 今は確か、カナダかどこかに住んでいて向こうでスーパーマーケットかなんかを経営しているらしいです。詳しくは知りませんが。 ともあれ、当時は無茶苦茶人気があったらしく、テレビの顔だったように思います。今でいうとタモリ、たけしクラスかな? この番組がユニークだったのは、クイズの回答方式。普通のクイズ番組は-例えば今やっている「タイムショック」にしても「アタック25」にしても回答者がクイズに答えるのが一般的ですよね。 この番組は「クイズを回答する人」がいて、更にそに人たちとは別に「誰が回答するかを当てる人」がいたのです。今やっている番組で一番近いのは「クイズ赤恥青恥」でしょうかね。 番組のタイトル通り、クイズの回答者を馬に見立てるダービー形式で、1枠から5枠、ようするに5人がクイズに回答します。こちらは全員芸能人です。「誰が回答するか当てる人」は既定値が一般人で時々芸能人でした。 それで大橋巨泉氏の役どころは、クイズが回答者に出された後で回答者の倍率を決める役割でした。なんか、文章にするとまどろっこしいですけど こんな感じでした。↓ 例) 女性アナ「問題です。大ヒット映画「ジョーズ」で主人公の警官を演じたのは誰でしょう?」 ここから、クイズ回答者は電子ボードに回答を書きはじめてます。この時点では回答者以外はどんな回答をしたのか分かりません。 巨泉 「では倍率行ってみましょう。ドン! 5、3、2、4、2。では○×さんチーム」 巨泉氏は、過去の回答者の傾向から、回答者ごとに正解した時の倍率を設定します。倍率が高い程、当たればでかいですが、当たる確率が低いことになります。 「誰が回答するかを当てる人」は最初に5000点の点数を渡され、この点数の範囲でかけることができます。 ○×さん「はらたいらさんに1000点」 マンガ家のはらたいら氏は、もの凄く博学で正解率は7割近かったと記憶しております。 巨泉 「手堅く来ましたね。それでは、△△さんチーム」 △△さん「教授を信じて、篠澤教授に1500点」 逆にフランス文学か何かの篠澤教授は、正解率3割くらいだったと思います。「世界 不思議発見」のまことくんの位置ですね。ただこの方の場合、全員が答えられないような問題をさらりと答えたりしておりまして、そういう意味で大穴な人でした。 巨泉 「がっはっは!! △△さん、ここは手堅く行った方が無難だと思いますが、かけに出ましたね。さあ、◎さんチームは」 ◎さん 「竹下景子さんに2000点、お願いします」 竹下景子氏さんは、今もテレビや映画で活躍していますから説明は不要でしょう。この当時は知的清純派女優さんでした。この方の正解率は5割5分くらい。一般人よりちょっと上って感じでした。 巨泉 「それでは、一斉に開けてみましょう。ドン! 篠澤教授以外全員正解です。○×さんに2000点、◎さん8000点、△△さんは、残り1500点ですよ、頑張ってください。うっしっし」 ここで正解者にはかけた回答者は、かけ点×倍率の点数が帰ってきます。最終的にはこの点数がお金に換金されて、戻ってくるんだったと思います。 ってな具合です。 レギュラー回答者は何人か代替わりしてますが、私の記憶に最も残っているのは例にもあげた三方。篠澤教授、はらたいら氏、竹下景子氏です。 この番組を見て、そのまま流れで「8時だよ全員集合!!」(後に「俺たちひょうきん族」)を見るのが土曜の晩の過ごし方でした。 では、また次回は「矢追純一のUFO特番」です。ハッパフミフミ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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