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今日は、午後から息子の中学校の卒業式がありました。
何とか休暇が取得できたので私も参列してきました。

今日は穏やかな小春日和。というよりは、ちょっと汗ばむような気候です。
花粉も随分と飛んでいました。

私は公立の中学から公立の高校に進学して共学でしたので、男子校の卒業式がどのようなものかちょっと興味がありました。

式は極めてシンプルで、いい卒業式でした。
奥さんはちょっと質素過ぎると表現していましたが、卒業式は質実剛健が一番
男子校なので華やかさがないのは当然と言えば当然です。

4月には、ほぼ同じメンバーで高校の入学式ですから涙とかは無関係の卒業式
花粉症で目が痒くて瞬きをしていたら、奥さんから「泣いているの？」と聞かれました。泣くわけないでしょ？

卒業生入場の後、日本国国歌斉唱、卒業証書授与、送辞、答辞、等々と続き、最後は「蛍の光」で終了です。

式次第で「蛍の光」を見てクスッと笑ってしまいました。
「蛍の光」の原曲は、スコットランド民謡の『Auld Lang Syne』
このスコットランド民謡『Auld Lang Syne』は、合唱の愛唱曲集にある曲ですので、合唱をやったことのある方なら、どのような曲であるかはご存じの曲です。

日本で歌われる「蛍の光」は別れの歌ですが、
スコットランド民謡『Auld Lang Syne』は、旧友との再会の歌です。つまり「蛍の光」とは真逆の内容です。
旧友と再会した喜びの中、思い出話で酒を酌み交わしつつ歌う曲で、行進曲風に元気に歌う曲なのです。

中高一貫なので、卒業しても4月には、また同じメンバーで高校の入学式に参列します。
その時に、この曲を歌ったほうがいいでしょうね。『Auld Lang Syne』


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