カテゴリ:ささやかなしあわせ
NHKドラマから日本アカデミー賞候補となった映画にもなった『ハゲタカ』
その原作『ハゲタカ』の著者である真山仁氏の最新刊です。 この『プライド』は6つの短編で構成されています。 6つの短編の主人公がそれぞれの仕事で絶対に譲れないもの、プライドをかけて 生きてゆく様子がうまく描かれています。 といっても短編だと気付いたのは最初の短編「一俵の重み」を読んだ後です。 紀伊国屋書店の店頭でちょっと立ち読みしたのが、この「一俵の重み」でした。 真山仁氏のサイン入りということもあり、即購入したものです。 「一俵の重み」は、異端のキャリア官僚が事業仕分け人と対決する短編。 その異端キャリア官僚は、農水省食糧戦略室長、米野太郎。 日本人離れした目鼻立ちの米作りエキスパート、省内での通称「コメ太郎」です。 そして、部下の女性キャリア官僚、秋田一恵。 対峙する事業仕分け人は・・・ 相手の話を聞かず、マシンガンのように主張する美人議員・早乙女麗子。 この美人議員、外資系投資銀行ゴールドバーグ・コールズのご出身。 ゴールドマン・サックス(GS。最近、オバマ政権が攻撃しまくってますね。) でしょうけれど、現実にはGS出身の美人議員で事業仕分け人はいません。 コメ太郎が美人議員・早乙女を茫然自失状態に追い込むところは最高! 昨年11月の事業仕分け第1弾の中継で真山氏も私と同じお気持ちだったようです。 「一俵の重み」は、小説新潮の2010年1月号に掲載されているようですので、 事業仕分け第1弾の中継を参考にされたのは明らかです。 現実には、こんな芸当の出来るキャリア官僚はいないでしょうけれど。 真山氏には、この「一俵の重み」を長編小説で書いていただきたいものです。 テレビドラマ、映画の原作にしたら面白そうな気がします。 勿論、早乙女麗子役は、あの「必殺仕分け人」の元タレント女性議員で。 プライド (新潮社刊 発行年月:2010年03月) まさに今日、4月23日から事業仕分け第2弾がTKP東京駅日本橋ビジネスセンターで開始されました。 47の独立行政法人の151の事業が対象です。 ガンガン事業仕分けやっても予算削減額は雀の涙にもならない規模です。 数じゃなくて金額が重要ですからね。 所詮、事業仕分けなんて国会議員のパフォーマンスの場でしかありません。 前回に続いて議事が公開されますが、 今回はご丁寧に5事業者によるインターネットライブ中継です。 参院選前なので内閣支持率が危機的状況にある民主党のラストチャンスか。 テレビニュースで今日の事業仕分けを見ましたが、 「必殺仕分け人」の女性議員は、この本をお読みになったのでしょうか? やはり気にされているんでしょうか。 相手の話を聞かず、マシンガンのように主張するお姿は少なかったような。 月曜からウンザリするような彼女のパフォーマンスが炸裂しますかね。 低レベルのマスコミが囃し立ててパフォーマンスショーを盛り上げてくれるでしょう。 【ブログランキング参加中】 応援宜しくお願いします!確実に開くまでしばしお待ち下さい ブログ村 通販ブログ BlogPeople「稼ぐ話/アフィリエイト」ブログランキング ブログケンサクエンジン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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