図解 火災報知設備工事方法
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JMACS(日本電線工業) 消防用耐熱電線N-300 1.2mmX10P シース 灰 50m 1巻
JMACS(日本電線工業) 消防用耐熱電線N-300 1.2mmX5P シース 灰 50m 1巻
受信機~総合盤間等を結ぶ、表示灯回路、地区ベル回路、感知器回路等は何本もの電線がまとまったケーブルで配線されます。ケーブルの中には同じ色の電線が複数含まれていることが多くあります。図43のように白や茶色の電線が複数あるのがわかります。電線は製造過程で2本ずつペアでよじれていますので、白い電線があらかじめ何色の電線とよじれていたのかが分からなくならないように、電話用の細い電線などを用いて整えておきます。この作業を工事業者などでは、語源は分かりませんが、「アミソ」を取るなどと言います。
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弊社の場合、図43の電線は 青、青とよじれている白、(以下、白/青) 黄、白/黄、 緑、白/緑、 赤、白/赤、 紫、白/紫 青、茶/青、 黄、茶/黄、 緑、茶/緑、 赤、茶/赤、 紫、茶/紫、 の順番でアミソを取ります。 アミソの順番が決まったら次は結線する回路の順番を決める必要があります。 弊社の場合、 表示灯回路、 地区ベル回路、 電話線、 応答線、 共通線、 感知器線、 の順で結線することが多いので、 図 43の電線を使用した場合は、 青=表示灯-(P1)、白/青=表示灯+(P2)、 黄=地区ベル-(BC)、白/黄=地区ベル+(BL)、 緑=電話線(T)、白/緑=応答線(A)、 赤=共通線(C)、白/赤=感知器線(L)、 紫、白/紫、 青、茶/青、 黄、茶/黄、 緑、茶/緑、 赤、茶/赤、 紫、茶/紫、 といった具合です。 上は図 44のようなケーブルをアミソを取った例です。 赤、白/赤、青、白/青、黄、白/黄、・・・・
感知器の送り配線をするときの一例として、図 41の①のような赤、白、青、黄の電線を 赤=L 白=C 青=L 黄=C と使い分けることは前述しましたが、電線の色は製造会社によってさまざまです。 また一つの防火対象物に複数の種類の電線を用いることが多々ありますので異なる種類の電線で間違うことなく工事を行うために、電線ごとの色による使い分けを決めておく必要があります。 以下に弊社の例を記します。
伸興電線 小勢力回路用耐熱電線 0.9mm 4心 200m巻 HP0.9×4C×200m
(KANZACC)HP0.9×4C消防用耐熱電線 200m巻色 灰