A gray FORT!!　－灰色の館－

こんにちわ、伊梨乃です。
今日から私の学校は短縮です。
という訳で、お昼の時間からこんにちわ。

今日は短縮なので、三時間しか授業がありませんでしたが、専門教科で…笑いましたよ。爆笑です。
その授業の先生のセンスとか、感性とかが、私はすごく好きなのですが、今日は更に好きになったかもです。
本当に、何と言えば良いのか、分からないのですが、

『ああ、こういう人、本当にいるんだなぁ～』

とか、思うのです。
あ、勿論良い意味ですよ？

今日の先生のお話は、女の先輩が『合宿に行ったら、スッピンが見られてしまう』という話をしていて、それに対して男の先輩が『化粧落として顔が違ったら詐欺だ』とか言っていたらしく、先生は『だったら例えば手を義手にして、足を義足にして、化粧をして、内蔵とか取り替えて。どこまでやったら、それはその本人ではなくなるの？』と聞いたそうです。
…なんだか、この文章では、とっても伝わりにくいような気がしてなりませんが…。すいません。伊梨乃の能力不足ですね…。

それで、話を戻しますが、私は、どんなに義手義足、そして化粧をして、臓器移植をしても、その人自身であることは変わりないですし、幾ら今の化粧がすごいとはいえ、その人自身が損なわれるものとは到底思えなかったのですよ。
他の人も『脳みそかえなかったら、その人はその人』と言いました。
しかし、次に先生は、トイレの絵を描いて

『じゃあ、例えばＫ（クラスの男子）の脳が、こういうトイレに組み込まれていたとしても、これはＫか？』

と、問うのです。
私を含めて、クラスに笑いがっ！

そして、更に、そのＫ君というのは、韓国の『ぺ　ヨンジュン』にとても似ているので、先生は
『じゃあ、例えば、Ｋがペに見た目を似せて、ペがＫに見た目を似せようとしたらどうだ？』
と、問うのです。
やはりクラスに笑いがっ！！

そして何より、そういうことを思える先生が、とてもすごいのだと、思えるのです。

そういう観点に持っていくのは、並大抵のことではないような気がするんです。
本当に尊敬です。

ええ…それでは、今日はこの辺で。
また次回っ！