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カテゴリ:言葉
去年も悲しいニュースが続いていましたよね。
生まれながらにして多くの才能を持ち 環境に恵まれ、羨ましい限りに見えるその裏で どれだけ傷つけられたら どれほど絶望したら 死にたいと思うのか。。。 私には、わからない。 今まで悩みなく生きてきたわけではないけれど これまで1度も死にたいと思ったことがないわけでもないけれど それでも死ねなかった。 自分の息の根を、自分で止めることが出来なかったから。 それは、私にとって、生きるより難しい事でした。 何をやってもうまく行かなかったり 一難去らないうちに、次の災難に見舞われたり、 誰からも相手にされなかったり、 心無い言葉をぶつけられたり、 謂れのないうわさ話を流されたり、 誤解されたまま、その誤解が解けなかったり わずかな行き違いやすれ違いが 埋められない溝になったことも 誰もが1度はどれかしら経験したことがあるのではないでしょうか。 生きることが上手な人は 楽しい・面白い・幸せ・うまく行ったことしか考えず どうでもいい事やつまらないことは片っ端から忘れて行くという。 生きることに不器用な人は そうすべき。 こうであるべき。 そうしなきゃ。 そうやって自分をどんどん型にはめて追い込んでしまい、 いつまでも、どこまでも引きずってしまう。 そうすることが一番嫌なのに、 気が付くといつも悩んでいる。 悩みのほとんどは、そういう悩み方のくせだということは 私も分かってます。 でも、生き方上手な人のように、 いつも笑って、つまらないことを忘れられる術を持っていない。 相手はそれほど重要だと考えてないのに 自分はそれが原因だったと考え それが原因で、物事がうまく行かなかったんだと 自分を責め続け、結果取り返しのつかないことをする。 ご家族や友人は、どうやっても埋められない 寂しさと心の隙間を一生抱えて生きて行く。 それもまた死ぬより辛い事です。 これから迎えるクリスマスやお正月を 一緒に迎えたかった人と過ごせない やりきれなさは、どれだけ打ちのめされるか…。 それほどまでに思い詰めている人に 説教じみた、そんな言葉は届かないこと 良く知っています。 私の恋人も、そうやって生きることを放棄しましたから。 誰の言葉も、誰の慰めも届かないこと、良く知っています。 だからと言って、黙っていることもできません。 たとえ届かなくとも、たとえ通じなくとも 何度だって言いたい。 あなたの代わりは誰にも務まらないのだから。 ↓明日の励みに↓ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月21日 12時00分09秒
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