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カテゴリ:超右脳開発
いわゆる天才とは、天つまり宇宙から、才すなわち宇宙の知恵を得る人のことです。
左脳は知識を担当し、右脳は知恵を担当します。天才とは、右脳を開き、宇宙からの知恵を得ることができる人のことです。 よく言われるように、天才は、何かを創造するとき、それを思考から導き出すというより、むしろ直観によって引き出します。 創造の秘密はインスピレーションにあります。多くの発明、発見もまた同じです。そこには常識の枠を超えた飛躍が見られます。個人の経験知識から生まれたとは思えない英知の輝きがあるものです。 モーツァルトは言います。 「私の楽想がどこからやってくるのか、自分でもよくわからない。ただ、誰からも邪魔されないでいると、インスピレーションが際限なくわいてくる」 宮沢賢治は、自分の詩をい言葉ではなく、心象スケッチと呼びました。自分の作品を文学でなく、心理学的作品と言っています。 実際、宮沢賢治の作品は、創作ではなく、心の眼や肉眼に映った不思議な印象をありのままに書き写したものと言われています。『真空溶媒』はその代表的な作品で、一日で書いたと日記にあります。 しかし、ここに大切なことが一つあります。 それは、いかに右脳の開かれた天才といえども、左脳の助けがなければ、その才能を発揮することはできなかったということです。 右脳と左脳のバランスのとれた発達こそが、天才に近づく、欠かすことのできないプロセスだと言うことができるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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