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DY28のブログ  古いアコギを抱えた 遅れてきた 休日限定唄うたい

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2010.05.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日の

上海万博の開幕日は

お手本のような 良いお天気だった



おいらは

開催地とは 30km以上離れた

反対方向に住んでいるのと

テレビをほとんど見ない生活になっているので

正直 本当に万博なんかやっとんのかいなあ?? という

上海にいながらにして

いつもと変わらない 休日

この日は 以前 日記にも書いた 500人の前で歌った

披露宴の主役であった、新婦の 実家に

家族 みんなで お呼ばれ 

中国の場合 お呼ばれというと 必ず 昼飯 晩飯の 2食を

家で 頂き

昼食の後は 麻雀となる

子供達は 仕方なく 親が麻雀してる間は

テレビを見たり パソコンやって 時間を潰す

おいらも 麻雀は出来るが 飲んだ後すると頭は痛くなるし

煙草まみれになるので

やらないと 決めている

我が奥さんは 雀鬼 なので 親戚、家族相手に荒稼ぎのはずが

昨日は北は 駄目・・・ 場所悪いと

また 勝負師のおっさんのような こと言って

どうやら、負けたらしい




おいらは 昼食後 いつも行く10元の床屋が

この新婦の実家から割と近いので

天気もいいので プラプラ一人で 散歩がてら歩いて出かけ

床屋の後は 近くに 小さな公園があり

ベンチがいくつか空いていたので そこに座り

のんびりと 日差しを浴びながら

携帯に届いたメールの返事を・・・・



10月に 岐阜でご一緒した 全国を歌い廻る

歌手、 九州の年季の入った歌姫こと

原口純子さんから メールが来て

「上海で歌いたいなあ・・」って・・・

いつでも ブッキングするから 是非来てくださいと

メールのやり取り


また 楽しみが増えそうだ・・・

公園には よく見ると あちこちに若いアベックが

休日の午後を楽しんでいる

ベンチで愛を囁くものや、大胆にも芝生に寝そべり

何やら怪しそうな動き?? よく見ると

女の子が耳をほじってもらってる

中国のアベックも 今や 密着度は世界水準だ

おいらは 若い頃から 外で あーいう風に

いちゃいちゃ、ベタベタしたことは あまりない




唯一 ベタベタしたのは

学生時代の夏合宿の時

その年だけ おいらには、同じサークルに彼女が出来ていて

かわいい小柄な後輩の女の子だった

あっという間に ふられたけど

付き合う時は

妙心寺を2周まわって ようやく、つきあってくださいと いい

笑って頷いてくれた

その合宿場の 民宿というか ペンションは

お風呂が二つあり

男湯と 女湯を簡易的に分けていて、

看板を掛け替え その日の人数や入る時間により 男湯 女湯を

分けていた、

合宿2日目

おいらの彼女は 一人で お風呂に入っていたらしい

そこに 当時の サークルの先輩で

北海道出身のY沢 さんが 一人でお風呂に

Y沢さんは、3回生の時 

このサークルの部長もしていたくらいで

サークル内では 人望もあり 

当時の学生にありがちな浮ついた所はなく

真面目で、良い人が 服をきているようなタイプで

おいらも好きで 慕っていた先輩だった

ただ

Y沢さん すんげーーい ド近眼

ジョンレノンのような 銀縁の丸メガネだが

かなりの分厚いレンズ

この日は 合宿2日目で 前日の反省から

遊び廻る男子を大きな風呂にし

女子を少し 小さい風呂に 2日目から看板をかけかえ

変更し、入れ替えをしていたのだ

男子の1日目の様子は

だれかが 頭をシャンプーで洗い シャワーで流すとき

静かに近づき 流している頭にシャンプ―をかけ続け

流しても 流しても泡がなくならず 不思議がる・・・

とかは 

まだいい方で

シャワーで流している奴に 誰かが キン○○ を

武士のちょんまげのように 頭にちょこんと載せたり

馬鹿な事ばかりして 騒ぎまくっていたからだ



 
話はもどり Y沢さんは

メガネをはずして お風呂にきて

看板が変わっていても まったく気付かず

おいらの彼女が一人はいる 女風呂へ・・・

・・・・・・


「 きゃあーーーーー」・・・・・・

・・・・・・・


なーーんにも、知らないおいらは

1時間くらいして 他の女子部員の子に抱えられて

泣きじゃくる 彼女と対面


女子部員に

事情を聞かされる

湯気で曇っていたのと、彼女は湯ぶねに入っていて

すぐ入って来たのが 男子とわかり

悲鳴を上げたので
 
ほとんど 裸体を見られる事はなかったのだが

ショックのあまり  泣きじゃくっている

おいらは、彼女の手を引いて

ペンションを出て 少し歩き

小さな丘になっていて 下の風景が見える所まで


連れて行き 芝生みたいな地べたに、並んで座り

夜風にあたりながら

かける言葉も見つけれないまま

ただ ずっと彼女の 小さな肩を抱いていた


この時 間近で嗅いだ 

彼女の洗いたての髪のシャンプーの匂い

そう、エッセンシャルシャンプーの匂いは

おいらの青春の匂いなのだ


でも・・・・・


その前日に キン○○ を 載せられながら

洗ったシャンプーの 匂いも 同じだったのが・・・・


・・・・・・




・・悔しい





次の日 Y沢さんから 朝



「 モリシゲ 悪いなあ・・」と




おいらも

わざとそんなことする人でないこと わかってたから



「 いいっすよ 気にせんでください」 と



でも、


その日を境に


Y沢さん


・・・・・


Y沢とは 呼ばれず


・・・・・





デ・バ・ガ・メ   と




同期の部員や、その上の先輩達から 

呼ばれ始めたのだった





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Last updated  2010.05.02 00:37:23
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