DY28のブログ　　古いアコギを抱えた　遅れてきた　休日限定唄うたい

最終話です

2日目は　バスで高速を走り　蘇州に

蘇州は　蘇州夜曲でも有名な

上海から1時間半ほどの　まあ中国観光のメッカだ

世界遺産　「留園」

「寒山寺」

「絹の工場見学」

ここで　絹の布団やらを売りつけられる

よく映画のシーンにも使われる

「蘇州の細い運河」　


船にのり船上からパチリ



1000年前の　街並みを残した　「同里」

上海に戻り

夕食で　海鮮料理を食べ　8時に過ぎにホテルに

またまた　12名を連れだって　2日続けて手配した

タクシーで　　この日向かうは

おいらの家

せっかくなので　おいらがどんな家で　どんな風に

暮らしているか見てもらう

カミさんや　カミさんの　母ちゃん父ちゃんがお出迎え

中国の礼儀の基本　煙草を父ちゃんが　煙草を吸う奴に

配る

母ちゃんは　あとで

おいらが　いろいろ説明するたびに

「おー」　「ほー」　と　声を合わせて頷き

納得する　同級生たちが　可笑しくてたまらなかったと

こっそり打ち明けてくれた

先生は

「上海でもいい家族に囲まれて　安心したわ」

「おまえは幸せもんやぞ」　

と　言ってくれた


おいらの家を見てもらった後は

皆で　日本人街　古北にあるマッサージ屋に

男女部屋に分かれて

おいら　事前に　女子の揉み手は　若い男のマッサージ師と

予約しておいたので

女子は　

「久々に　若い男の子に触ってもらい　うれしかったわ」と

実に、おばさんらしい感想を

まあ　50歳やから　仕方あるめー

なかなか　日本では　高いし

本格的なマッサージを受けることもないので

このマッサージは　好評だった

夜も更けたので　ホテルに戻る途中

1杯13元（￥170）の豚骨ラーメン屋に皆で行き

この日も　みっちり夜中まで

夜　家に戻ると　　カミさんが

唐突に　　「ヒ・ゲ・ソ・ル・ヨ」　　

？？？　　なんで？？　と聞くと

あんた白いひげで　1番　お爺さんに見えると

男も　女も　みんな　あんたより若いと

御機嫌が悪かった



最終日3日めは

上海ヒルズ94階の高層ビルに昇り

お茶屋さんで　説明を受けながら売りつけられ


新天地を　ぶらぶらし、昼食を済ませ

その後　上海博物館に

そして　夕方の飛行機に乗るために

空港へとバスを走らせる

今回　夜に用意したタクシーが１３人しか乗れず

瓦屋おばちゃん軍団は　2日間の夜の様子を聞きつけ

「あたしらも　夜の部も混ぜてほしかったなあ・・・」

「お兄さんの唄も聞きたかったし・・・」と

残念がっていた

先生は　しみじみと

「おもしろかったなあ・・・」と　

先生は69歳　もうとっくに定年をされているが　

教科は数学で　野球部の顧問でもあって

晩年は　長年、校長先生も務められ

荒れた中学を、いくつか渡りあるき

立てなおし

農家で田んぼを借りて　泥んこ授業をやって

話題になったこともある　熱血先生で

地元では有名な先生

現役後も保護司をされたり、

今も　岐阜県のみならず　各地に講演にも招かれる

先生の話はいつも本当に温かく、

おいらが　目標としていた大人の一人なのだ

晴れにするために　妖力を使い果たし

具合の悪くなりかけた

瓦屋のおばちゃんトリオも、すっかり先生のファンになり

きっちり4人で写真に収まっていた

空港でチェックインし荷物を預け　

出国ゲートの手前で

先生は　手を差し伸べ

「おかげで、いい旅ができたよ」と

握手を交わしながら

泣きそうだったが

涙をこらえ

同級生11人全員とも　瓦屋おばちゃん軍団とも握手をし　

みんなは　出国ゲートへと消えていった

皆を見届けた後　添乗員の王さんと　握手をし

おいらは　この日のLIVEの会場

MAOへと　急ぐのであった

夜、MAOで歌い終えた後、

「飛行機遅れたけど　無事着きました」と

ミドリからメールが

ミドリも、ちょうど前の週に　旦那さんの親父さんが倒れ

緊急手術を、

この同窓会の為に　おいらとも何度もメールで

諸々確認したり

長い準備期間　みんなの為に骨を折った　

そんな彼女が来れんじゃ

それは　あんまりやろう　と案じたが

快方に向かい、無事来ることが出来て　ほんとよかった

そんなミドリがまたも骨を折ってくれ

7月帰国LIVEも　決定

地元の町のイタリアン、レストラン　「ロザリエッタ」で

ディナーLIVE

7月24日(日)　午後6時半～です

詳細はまた　後日のメールで


と、いうわけで　飛行機も落ちることなく　無事着いたので

オチはなしです


みんな　遠い上海まで

ありがとうなあ

再見