月曜日 会社に行くと
青島での 海鮮料理で食あたりになったもの2名が
お休みで
皆、ロウザン登山で 足が痛い痛いと
おいらは 普段のジョギングの賜物か
足は全く痛くはならず
歳取ると2日後くらいにくるらしいよーー なんて
言われたけど どうやら 今朝も大丈夫だ
研修旅行に来ていた
子供らは
男の子も女の子もいるし
中には親同志が 親戚の人もいるので
親戚もいる
暑い夏の季節 仲良く 男女で戯れる
子供らを見てたら
幼い頃の 感覚が蘇り 無性に懐かしかった
おいらは 親父もお袋も 兄弟が多く
いとこが、多かったが
親父もお袋も 末っ子同志だったため
おいらや弟は いとこの中では1番歳下だった
まあ 手前味噌ながらも
なぜだか 父方も 母方も
綺麗な、いとこのお姉さんが揃っていて
夏休みに 親戚が集まるお盆とかが
楽しみだったものだ
なにしろ 年頃のお姉さんと
触れ合う機会なんて
普段は無いわけで
まあ しいていえば
子供が正々堂々と キャバクラに行けるようなもので
綺麗なお姉さんと
いろんな話が出来るというのは
親戚、いとこ という役得のようなもので
今思えば
ませた子供だったのかもしれない
とはいえ そんな美人のいとこの お姉さんとの
間には
今も 覚えてる苦い思い出がある
おそらく 幼稚園か 小学低学年かの
ある 夏
親戚のおばさんの家に 泊まりに行き
仏壇に供えてあった 葡萄が 美味しそうなのと
悪戯心で こっそり食べたのを
親戚のお姉さんに見つかり
また それが芝居心のある人で
そのお姉さんは
火曜サスペンス劇場の、片平なぎさのようなシリアスな顔で
「まさか あんた 洗わずに食べたんじゃないでしょうね
この 葡萄の消毒液は すごく強いから
洗わずに食べたら
あんた
必ず・・・・
必ず・・・・
死ぬわ・・・・」 と
あの時の 怖さといったら・・・
おいら エンエン 泣きながら
「死にたくないよ――」 と
その お姉さんの 膝で
泣いたことを 鮮明に覚えていて
今では
孫までできお婆ちゃんになった 片平なぎさに
たまに
「あんた騙すの 簡単やわ・・」 と
からかわれる始末
でもねえ 淡い恋心を抱いた
いとこのお姉さん というのは いいものです
あーー いと恋し
夕日でも どうぞ