カテゴリ:日記
いきなりですが
わが長男はプロボクサーです、いや、でした。 高校からボクシングを始め 卒業してジムに入り、 その年プロテストに合格。 すべてをひとりで決め、 誰の言うことも聞かず、突っ走っていました。 「あれよあれよ」という具合です。 はた目には、 ある程度の努力は見えるのですが もうひとつ 「真摯さ」や「謙虚さ」に欠ける どこか「思い上がって」「人を見下した」ように なってしまった息子の言動に 少なからぬ「不安」を感じたものでした。 当時の彼のしゃべり方は、 かの亀田3兄弟のしゃべり方にそっくり。 そして、8/2の亀田興毅選手の世界戦・・・ わたしの主観だけですが 長男の最後の試合によく似ていました。 長男の最後の試合は、いわば、 ぼこぼこ、よれよれだったのです。 「想い」先行型で技術・研究不足の息子が 日頃の自信満々の口調、態度とはうらはらに よろよろになりながらも、なんとか 最後まで戦いました。 わたし個人的には 見ていて「イライラ」する試合。 長男の試合は、もちろん判定負け。 その結果をうけて 前より真剣に精進すればいいものを 息子はあっさりボクシングをやめてしまいました。 わたしは彼が負けたことより 負けたらさっさとやめてしまったことに なんともいえない怒りを感じたものでした。 さて夕べ、「確実に負け」を予感して席をたち シャワーを浴びてもどってくると、 テレビモニターのなかには ベルトを肩にかけた新チャンピオンの 泣きじゃくる姿。 (あぁ、そうなのか) いつものようにテレビを消し、ベッドに入り しばらく読書をしたあと、 わたしは寝苦しい夏の夜の眠りに入っていきました・・・ ※相手のベネズエラの選手。 ファイトマネー+協力費などを受け取っていたかどうか 私にはわかりかねますが、 ベネズエラの日本大使館のフォームから ランダエタ選手にメールを送ることができるようです。 文化やスポーツを大切に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日記] カテゴリの最新記事
|
|