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テーマ:水系ペットのお話(2827)
カテゴリ:カメ
今日、会社での友達が抑うつ状態に陥り、
しばらく会社を休んでいることを知りました。 私は彼の家に電話を掛けました。 救うとまでは言わない。 でも、何かの力になってあげたくて、電話をしました。 留守番電話でした。 ……自分だってそうだったじゃないか。そう思いました。 電話に出るなんて芸当は、うつ最悪期には出来なかったじゃないか。 そもそも動くことすら出来なかったじゃないか。 おこがましいと思いました。 ----------------------------------------------------------------- 「人は人を救えないよ、関口君」 京極堂はそう云った。 「僕は神や仏ではなく、人だ」 「しかし、神も仏も」 「そうだ。嘘っ八だ。だから人は他人に騙されるか自分を騙すか、 そうでなければ…」 自分の目で現実を見て自分の足でその場所に立つしかないんだと、 私の友人はそう云った。 「傷の手当ては誰にでも出来るさ。でも手当てをしたってそれで 傷が治る訳じゃない。本当に傷を治すのは傷を受けた当人だ。当 人の肉体だ。傷は自分で塞がるものなんだ。手当てと云うのは傷 を治す手助けに過ぎないし、時に傷を受けるより痛いものだ。治 るか治らないか、それは当人次第だ。そこは他人には手出しが出 来ない処なのだよ(後略)」 ----------------------------------------------------------------- 京極夏彦著『陰摩羅鬼の瑕』より ちょっと長いですけれど、今日の言葉です。 * さて、今日の本題です。 ▲今日の主役は、ニホンイシガメの「かめっち」です。 お迎えしたのは、私の手書き日記によると2005年9月19日です。 ちなみに、この手書き日記を読むと軽くフラッシュバックします。おーこわ。 まず、私が会社から帰宅しました。家の中はもぬけのから。 嫁と次女は、長女を迎えに行ってるようです(ピアノ教室に通ってるんです)。 で、私は自室で着替えをして、各水槽にエサをあげてました。 そんな中、嫁、長女、次女の3人が帰宅。奥のリビングへと行きました。 そして、次女の悲鳴。 「なんじゃ!こりゃぁぁぁああ!?」 ジーパン刑事は知らないはずなんですけど。 「魚のことならパパだ!」という長女の声。 いや、そっちにいるのは「かめっち」だけで、 「かめっち」は魚類ではないのだがと思いつつ、 呼ばれたので行ってみると……、 ▲あれ?かめっちくん。その手元にあるのは何だい?? ▲謎の物体をマクロ撮影。 白くて丸いから、卵に見えるんですけど。 ▲うお!?いっぱいある!? ここで、呑気な家族は楽しく夕餉。 「ごちそうさまでした」とみんなで言って、私は自室に行こうとしたら、 また次女の悲鳴。 「なんじゃ!こりゃぁぁぁああ!?」 もっと女の子らしく驚けないものかと素朴に思いました。 再び、カメ水槽を覗いてみると……、 ▲増えとるがな!明らかに増えとるがな!! 最近、「かめっち」の食欲が無いな~とは思っていたのです。 こんなに沢山の卵がお腹の中にあったとは、思いもよりませんでした。 でも、こんなに沢山の卵、物理的にお腹の中に収まるものなのでしょうか。 サプライズ、もしくはイリュージョンとしか言いようがありません。 というか、「かめっち」がメスだったという事実にビックリです。 あまり大きくならないし、本の見分け方の頁を見て、オスだと 判断してたんですよ。 しかし、カメって無精卵を産むんですね。 「かめっち」をお迎えして初めての出来事でした。あー、ビックリした。 無精卵は、嫁が生ゴミとして捨てていました。 では、今日はこの辺で~(o^∇^o)ノ 今日はいろいろあって上がったり下がったりでした。 お酒を飲んでニュートラルに持っていこうと試みています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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