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テーマ:水系ペットのお話(2827)
カテゴリ:分類不可能
ヤゴの処置について、沢山の様々な御意見をいただきました。
本当にありがとうございました。 次女の友達に引き取ってもらったらどうかという御意見がありました。 これにつきましては、先方も我が家同様ヤゴを持て余している可能性が 大きく、そのうえさらにウチのヤゴを引き取ってもらうというのは、 迷惑以外の何物でもないと嫁から指摘を受け、この案は実行しません でした。 次女にヤゴを学校に持っていかせて、学校側に処置させるのはどうか という御意見がありました。 この案は、学校の意向に反することになります。学校としては、生徒の 家庭にヤゴを押し付けて、それでヤゴの件は解決しているのですから。 次女は、まだ小二です。あと四年もこの学校に通うんです。 そんな次女に、学校から反感を買うような真似はさせたくありません でした。 ヤゴは動くものを食べるそうなので、エアレーションをして水流を作り、 乾燥イトミミズを舞わせてみたらどうかという御意見がありました。 早速、試してみたのですが、ヤゴはエサを食べてくれませんでした。 そろそろ羽化するであろうという希望的観測の元、ヤゴをプラケごと 屋外に放置してはどうかという御意見がありました。この御意見には、 或る程度の犠牲も已む無しという意味が含まれていると、僕は解釈 しました。 これにつきましては、僕が、犠牲が出ても仕方がないことと割り切る ことができませんでした。また、次女がヤゴを「やーちゃん」と呼んで 可愛がっているため、僕は次女に、ヤゴが共食いする姿、餓死した姿を 見せたくありませんでした。 そして、僕の脆弱な精神は、ヤゴの存在に耐え切れなくなってしまいました。 そこで昨日、家族会議を開き、「やーちゃん」たちを逃がすことを 次女に了承してもらいました。 しかし、逃がす場所が、また問題でした。 近隣に水を湛えた場所が無いんです。 最も近くて徒歩一時間弱のところに、池がある公園があるのですが、 池の周りは柵で囲まれているんです。その柵を乗り越えて水辺に 辿りつくまでに、誰かに見咎められる可能性があるため、その池に 逃がすことはやめました。 それに、今の僕の体力で往復二時間歩くというのも無理そうでした。 ウチには、自転車とか自動車といった便利なものは無いんです。 最終手段として、今日、市内を流れる唯一の川にヤゴを逃がしに 行ってきました。 移動手段は、電車です。わざわざお金を払って電車に乗ってヤゴを 放しに行くなんて馬鹿馬鹿しい話だと思われるかもしれません。 僕も馬鹿馬鹿しいと思います。電車賃は、僕のお小遣いから 出しましたしね。痛い出費です。 「自分なら浅い川か池に放す」という御意見がありました。 僕が住んでいるところは、山間部より海に近いんです。 よって、その川も下流域なんです。水深があるんです。 そこへヤゴを逃がしてきました。 浅い川か池に放すという御意見をくださった方は博学な方ですから、 ヤゴとはあまり水深のない水中で生きる生き物なのでしょう。 しかし、適切な環境が、僕の住んでいる市内にはありませんでした。 これは言い訳ですが、市外にまで手を広げて適切な環境を探す気力も、 その市外の適切な環境まで移動するための金銭も、僕にはありません でした。 結局、皆様からいただいた御意見に、何一つ沿うことができません でした。 本当に申し訳ありませんでした。 では、今日はこの辺で。 今日も読んでくださってありがとうございました。 応援のランキングバナークリックをしていただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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