2005/08/09(火)21:36
戦後60年、一瞬に感じる
午前中に、役所に行ってきました。
住宅の名義変更のために、私の収入証明書も必要なのです。
窓口で、いろいろなやりとり&雑談をしているうちに、
「60年前の11時2分(だったよね)に、長崎に原子爆弾が落とされました。
その爆弾によって、たくさんの人々の命が犠牲になりました。
1分間の黙祷を、よろしくお願いします。」
今日は、長崎の原爆記念の日。
実はこの館内放送が、妙にリアルに聴こえて。
本当に60年前に、日本国内で2箇所も、原子爆弾が落とされたんだなぁと
つくづく感じさせるような、そんな語り方での放送でした。
ふと思いました。今って平和なんだなぁ~って。
60年前、私はもちろん産まれていなかったのですが、
つい最近の出来事のように思う、今日このごろです。
考えてみたら、私は戦後28年目に生まれたんですね(年バレルが)
それを考えたら、私が産まれてから今までの年数より、
戦争が終わってから、私が産まれるまでの年数のほうが、
短いんですよぉ~と単純なのですが。
とある新聞記事の話ですが、
今の高校生に、戦争体験記を話したところ、
戦後40年以上たってから産まれた高校生たちが、ものすっごく感動して、
「二度と戦争を起こしてはダメだ」
という意見が、ほどんどあがった・・・という話。
私もその話をきいて、何だかほっとしたのです。
一般的にいう60年というのは、ものすごく長い時間に感じるのですが、
(だって、人生の半分以上ですよ。)
何千年、何万年の歴史的にみる60年って、本当に一瞬なんだなぁと
改めて思った、そんな一日でした。