2024/05/02(木)00:00
◆□「あお」と「みどり」の漢字◆□「蒼」「碧」
☆蒼…ソウ、あお、あお(い)、しげ(る)、ふる(びる)、あわただ(しい)
☆碧…ヘキ、あお、みどり
五月は空の色も青さを増して、木々の緑が濃くなってきます。木々の緑は空の「あお」と違う色ですが、「あおあおと茂る」という表現をします。昔は「青色」の範囲が広く、青と緑まで含んだ色の名が「あお」でした。
「蒼」も「碧」も「あお」と「みどり」を含んだ色の意味を持ちます。
*古色蒼然…いかにも古びた様子→古いゆえに味わいのある様子と、肯定的にも使われます。
*暮色蒼然…夕暮れ時、あたりが段々暗くなっていく様子。
「蒼然」は薄暗い様子や古びて色あせた様を表します。