2024/10/15(火)00:00
▷◁音符の「チョウ」▷◁「蝶」「牒」「喋」「諜」
蝶番
「蝶」「牒」「喋」「諜」はいずれも音符「枼(チョウ)」を含む漢字です。
☆蝶…チョウ ☆諜…チョウ、うかが(う)、さぐ(る)、しめ(す)、ふだ
☆牒…チョウ、ジョウ、ふだ ☆喋…チョウ、しゃべ(る)、ふ(む)
*最後通牒…紛争中の国の一方が、自国の要求を相手国に突きつけ、期限内に受け入れられなければ自由行動を取ることを通告した外交文書。
「牒」は、元々は文書を書き記した木や竹の札で、そこから「書簡」や「公文書」の意味で使われるようになりました。「符牒」は、仲間内だけで通じる言葉や印、合い言葉。デパートやスーパーで、お客様が耳にしても不快にならないように「トイレ」を「2番」「シロ」「ムラサキ」「さんさん」などと言い換えて従業員同士で話す言葉が該当します。
「諜」は、こっそりうかがう。「秘密諜報部員」「間諜」といえば007…スパイ。
「喋」は「ぺらぺらしゃべる」
*胡蝶の夢…荘子が、蝶になって遊ぶ夢を見た後、自分が蝶になる夢をみていたのか、蝶が夢を見て自分になっていたのかわからなくなったことから、自分と万物が一体となる万物一体の境地のこと。または、夢と現実の区別がつかなくなること。人生のはかなさのたとえにもなります。