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・・・煙突の煙が真横に流れている、気温が下がると煙は上がらないで横に流れるだけ・・・
北国の銭湯や工場では冬場は皆煙は上がらずに横に流れる、気温の低さが一目瞭然の冬の景色だ。 薄黒い雪雲が空を覆い日中でも薄暗いままの日もあるし、晴れの日の白銀世界や青空は目に沁み込む自然の素晴らしさと言える。明・暗の対比が有ることでその貴重さや素晴らしさが解ることになるが、現代社会の生活の質の向上は目覚ましくたかだか数十年の間に生活の風景を一変させるこの時代にあっても、目を凝らせばソコ此処に変わらない風景も残っているが中々気付かないままに流している。 あって当たり前の世界が広がり習慣化し、楽に便利に成り少しの天候異常などで社会基盤までも揺るがせられる現在の社会生活は脆弱だ。砂上の楼閣とも言える程でいつ何時崩れ落ちるのか不安のままに笑顔を忘れたままに日々を過ごす生活が続いているが、様々な不安を取り除くことができるのにも関わらずに人は思想信条や宗教観に囚われ、基本的な生活基盤を整えることに逡巡している。 責任転嫁したままに自らが立ち上がろうとせずに待ち続ける、知識や経験も重要だが何よりも実践することでしか変わらないことも古今東西の積み重ねた歴史から読み取れる。 日本列島も気候変動に左右されないような社会基盤の頑強な国にしなければ為らない筈で、国民生活の安全や安心への補償を政府がしなければ為らない筈だが、見せ掛けの現代的な社会基盤の上に胡坐をかき実際内包している脆弱さを取り払う国家矢予算配分は図られているとは思えない実情だろう。 見た目のスタンドプレー的でお茶を濁すことで良しとして、優先順位の違う予算配分に終始してきた結果が毎年の各地の自然災害に繋がっている、それを正しくデータ的に表すことを憚られたままに国民の意識は正しく表示されない状況と為っているし、政治家や官僚は毎年起こるこの列島の自然災害の撲滅についての認識が不足しているとしか思えないネ・・・。 列島は火山国であり台風や自然災害は来て当たり前だ、それはそうだが予算配分次第で防ぐことができる所は無限にある筈で、やらなければ何時までもできないのと同じで何の為の税金なのかが問われるが、 PBなどと言う奇妙な財政概念を持ち出して迄増税に余念が無い赤い官僚は、すべてを集めて全てを配ると言う強大な権力を構築しようと躍起になっている現在では、毎年の悲惨な現実を招いている自然災害等の予算の配分は後回しに成り続けてきた過去があるネ。 国土強靭化を打ち出して戦後のインフラの再整備や災害対応策を新たに見直そうとする案すらもお茶を濁し、向き会おうとせずに放置状態で国民生活に必要な所は後回し、詰まらない天下りやどうでも良い様な方向への予算配分には精力的な言動を繰り返す無節操さが続いている。 医者に成る時には世界中のお医者さんには言わずもがなの”ヒポクラテスの誓い”と言うのがあり、道徳規範と言われるもので誰に言われることなく患者が居たならば敵味方、貧富の差、思想信条無く手当てをしなければ為らないと言うことであり高尚な精神を謳っているお医者さんの患者に対する精神だ。 ”ノブレスオブリージュ”とか”お天道様が見ている”と言う日本に昔から伝えられているモノに近いところがあり、現在の世界中に欠けている精神の一つでもあり”無償の愛”とか”慈悲心”等の無形のモノにこそ人としての崇高さが宿ることを忘れ、蔑ろにしてきたツケが現在の世界の混乱を呼び込んでいる?とも言えそうだが、我田引水と無関心からか人の為に手を貸すことすら忘れ去られた人の群れが出現している。 こんな時代だからこそ思い返さなければいけない”大切なモノ”がある筈で、我良しな自分勝手な生き方を続けていれば現状の世界ができることに成ることを知らなければいけないネ。 幾ら沢山のお金や財産やモノを集めたとしても結局、生まれた時と同様で死ぬ時もまた裸でしか死ねないのです。人の一生で幾ら栄耀栄華の生活を続けようとも生きるも死ぬも誰も何ら変わらないことに成るのですし、長短あろうとも一生懸命に生きることが問題で密度の濃い人生が重要なのだとの価値観を思い出さなければ、何時まで経っても魑魅魍魎が跋扈する我良しなエゴに絡み取られた混濁した世界しか造れないままだろう・・・。 倫理観や道徳観、形に見えるものだけしか信じられない狭い発想からは、崇高さを発揮することなどできる筈もないだろうし、エゴに駆られた心からは何かを成し遂げるに於いても共有共感できる仲間意識などできる筈もなく、自らを貶め続けるだけで人を救うことなども当然無理なことでしかない。 ともかくいろいろあるけれど、まず自分からでしかないこともまた事実であり、やれるべきことをやるしかない、魔の様に乱れたこの世界を生き残るのは難しいものがあるネ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月31日 08時32分53秒
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