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2006年11月08日
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カテゴリ:感謝

晴れ 本日は、やっぱり社会科見学に行けず、学校はお休みをしたDでした。

<本日のメニュー>
みんみんと私の水泳教室を見学、まったりサラダ
チャレンジの硬筆テキスト、「がんばったよ」揚げ
夕方は自分の水泳教室、頭痛がするので見学のミディアムレア
レッスン終了後、50メートルだけ泳いだクロール、コーチの応援添え
お食事のBGMは「誰にも邪魔されずのんびり、でも亀のえさやりと日光浴はやるぜ~」でした。


以前なら、こんな日はこんな感じ
D:学校をお休み ⇒ 私:胃に漬物石がずーんっ
D:「スイミング休みたい」発言 ⇒ 私:へいっ!漬物石いっちょう追加っ!
D:スイミングで見学 ⇒ 私:おっ、今日は勢いがついてるねぃ!もいっちょいっとくかいっ? ⇒ そのまま撃沈・・・ブクブク

ことほどかように、Dの母親をやっていると、精神衛生上よくないです(浮き沈み激しすぎ)。
前日は極楽もかくやと思われるほどの浮遊感、本日はこのまま東京湾に沈めてくださいと言いたくなる慢性化しつつある胃の掻痒感。
こんなジェットコースターに毎日乗っていたら、いくら胃の頑丈な人でも吐きます。

しかし今回は私が慣れてきたのか、爆発なしの小言もなし対応に成功、夕食の支度もできました(支度のとこはあたりまえ?)。浮き沈み激しすぎといいながら、本日が「どしゃぶり」ではなく「曇天」にできたのも、昨日のイケメンドーナツが効いているのかも。

「いやー、私も修行の成果がでてきたじゃないかー」なんて思ってたら、旦那がこのような本を買ってご帰還。筆者は、「最初期の仏教であるテーラワーダ仏教の長老(表紙裏の説明文から抜粋)」という方らしいです。

怒らないこと   心は病気

いや、なんというか、タイトルがまさに我が家にタイムリーヒット。単刀直入すぎです、お父さん。

この本、宗教の本というよりも、こういうものの見方があるのだ、という観点からおもしろいです。でも、出家したくなっちゃうかもしれませんので、もし読まれるならご注意ください。出家の実態はそれはそれで大変らしいですから(笑)。

どんな宗教もいいとこどりが信条の私は、特定の宗教団体に属してませんし、特定の形式をもった宗教行為も行っておりません。

でも、「どうしたら人間が幸せになれるか」を真剣に考え、伝えてきた先人の知恵には、学ぶことがたくさんあると思います。

だから、仏教説話を聞くのも、聖書のエピソードを聞くのも、ネイティブアメリカンの教えを聞くのも好きです。コーランの教えはまだ聞いたことないので、わかりません。

以下、ちょっと真面目に・・・

「信仰心」と呼ばれるものは、人間が生きていく支えになるものだと思います。で、本人が意識しているかどうかに関わらず「何かに対する信仰心」はみんなあるんじゃないかなーと思っています。その「何か」は人によって違って当たり前、もっと言えば、時代・環境・文化的背景などなどによって異なって当然と思っています。

たとえば親と幸せな関係を築けた日本人を例にとると、「親があんな風にしてくれた、ありがたかった」と感謝する意識が一瞬あったとしたら、無意識にはその親を育ててくれた親を育ててくれた親を・・・(以下略)に対して、また同時に、そのすべての人々が自分を生み出すにいたったすべての偶然や経緯、周囲の人々に感謝をしていると思うわけです。
もっと言えば「感謝」である必要すらないと思います。「なんか幸せだなー」と思える瞬間と言ってもいいと思います。

もし創造主というものを信じているならそこで、創造主に感謝するわけですし、路傍の石もすべての事象に無関係でないと思うなら、森羅万象に感謝するわけです(意識無意識に関わらず)。「今ここにこうしている幸せ」をしっかり感じることができる、というのは、もうそれがそのまま信仰だと思うわけです。

水槽とか見ていると、空気中の酸素濃度が変化したことにも感謝の念を覚えずにはいられません。当時の生き物にとっては大環境破壊だったでしょう。そこには畏怖と敬意も混ざります。

意識するしないに関わらず、
お経を読む読まないに関わらず
お祈りするしないに関わらず
踊ったり、ツボを売買するしないに関わらず

「今ここにこうしている幸せ」を感じる瞬間がある、そういった瞬間に思いをはせることが、すでに信仰の証であると思えるのです。

でも「何を信仰しているのですか」と聞かれたら(あんまり聞かれませんが)、答えられないので、とりあえず「ハーモニウム信者です。」と名乗ることにしています。

「ハーモニウム星」※1とは、カートボネガットの小説「タイタンの妖女」に出てくる架空の惑星です。
タイタンの妖女
ハーモニウム星に住む生物は、ビート(音楽や心臓の鼓動など)を栄養に生き、分裂して増殖します。自分では移動する術をほとんど持たず、洞窟の壁にはりついて生活しています。このハーモニウムは微弱なテレパシーのようなものを送受信してコミュニケーションをとっています。内容は二つしかありません。

「ボクハココニイル、ボクハココニイル」
「キミガソコニイテヨカッタ、キミガソコニイテヨカッタ」

 ※1:訂正です。「ハーモニウム」は惑星の名前ではなく、「水星の地下深くに生息している生き物」の名前でした。「信者」と書いておいて、ずっと思い違いしてました、お恥ずかしい。






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最終更新日  2006年11月09日 01時25分49秒
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