沖縄特産の焼酎 「泡盛」
まだまだ寒い日が続いています。焼酎のお湯割りなど温かいお酒がうれしい季節ですね。ところで、「本格焼酎」という言葉を聞いたことがありますか?昨今の焼酎ブームで、米や麦、芋など、様々な本格焼酎が人気になりましたが、実は「焼酎」とひと口に言っても、大きく分けて2種類の焼酎が存在するのです。まずひとつ目が「本格焼酎」。以前は「乙類焼酎」とも言われていました。これは、名前のとおり昔から日本で造られてきた伝統的なお酒で、単式蒸留機で一回だけ蒸留するため、原料の風味や個性を豊かに残しているのが特徴です。またその中でも黒こうじを用いた沖縄特産の焼酎を「泡盛」といいます。本格焼酎はお湯割りや水割りなどでおいしく飲めるのがうれしいですね。それに対していわゆる「甲類焼酎」は、原料には特にこだわらず、廃糖蜜などを発酵させたもろみから連続式蒸留機によって純粋なアルコールに近いものを造り、それを水で薄めたお酒。同じ焼酎という名前の蒸留酒でも、本格焼酎といわゆる甲類焼酎とでは、基本的な製法や原料がまったく異なるのです。本格焼酎についての詳細はこちら>>http://www.japansake.or.jp/honkaku/index.html