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カテゴリ:novel
遊びに行こう。あの公園に。
もう、10年も行っていない。小学…3年かな?最後に遊んだのは。 久々に行くだけあって恥かしいが、懐かしさに心躍らせたくもなる。 期待が足を無理強いて急がせて、顔は火照りながら、昔を思い出す。 ボールを蹴りながら、またグローブとバッドを持って、時には自転車で。 公園で様々な遊びに夢中になっていた。無邪気に。 なのに、今ときたらどうだ?パソコンして、仕事して、ゲームして、携帯で遊んで。 外に出るのも珍しい。あの頃の遊んだ記憶が、確かに霞んでしまった。 だから、見えなくなる前に、もう一度色あせた世界を取り戻しに行く。 だって、それを忘れたらきっと大人になれない。大人になりきれない。 忘れたから、大人になるんじゃない。思い出して、大人になるんだ。 だから、仕事に就いたって、結婚したってまだまだ皆子供だ。 子供が出来て、一緒に公園で遊んでみた時、はじめて一人の人として立てるんだ。 さぁ、成長しよう。今こそ。思い出してよ。あの温もりを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/08 07:54:46 PM
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