尖閣沖での中国漁船による衝突問題
この雑記の趣旨と関連が薄いですし、政治・信条・イデオロギー的な内容は意見がまとまりづらくこうしたメディアに適当ではないかもしれませんがあえて自分の感じたことを明らかにしておきたいと思います。船長を送還するまでの日本政府の一連の対応に失望しました。日本の領土・領海内での違法行為を認めて現行犯逮捕した者を「日中関係を考慮して」処分保留のまま釈放する。中国人は、日本で日本人にも許されていない行為を犯しても罪に問われないようですね。領土・領海内で主権を行使できない主体は、国家と言えません。「日中関係を考慮して」超法規的措置を取ることも場合によってはアリでしょう。しかし、総合的な損得を勘定して物事を判断することは検察ではなく政治の仕事です。「日本の法律では許されないが、政治判断で釈放する。」とハッキリ言えと。それが首相と官房長官とも言うに事欠いて「検察の総合判断を尊重する。」などと馬鹿も休み休み言え。当事者能力の無さを自ら露呈して恥ずかしくないのか。検察が外交事情を斟酌して法の適用を曲げたのであれば、それは職務逸脱です。行政を司る者としても、内閣は責任を追わなければなりません。近年、日本の指導者たちの他人事気質が目に付きます。今日ほど、彼らと同じ国の民族であることが嫌だと思った日はありませんでした。怒りと情けなさで1日、仕事も手につかなかった。首相や官房長官が目指す「日中関係の修復」にあたり、中国は日本に船長の不法拘留等への謝罪や賠償を求めてくるのではないかと思います。(これ5時間ほど前にドラフティングしたんですが、予想通りの展開にちょっと笑ってます。)「日中関係を考慮して」法を曲げ(させ)た者たちは責任を持って、進んで中国に土下座すればよい。時あたかも、首相はニューヨークにいるとのこと。生卵を投げつけてやりたい気分です。でも、卵が勿体無いや。。