あとは英訳と原文を照らし合わせる作業。
11,12日の面接授業のプリントを一応仏和辞書をひも解いて不明単語を調べ上げた。メリメがこの作品「カルメン」を発表したのは1845年、彼は43歳の時といわれる。日本では江戸時代の弘化二年にあたる。この頃の日本の文体と現代の国語の文体はかなりの乖離があるが、フランス語はあまり変化がないようであることに驚く。一応英訳と原文を突き合わせて予習は終わり。コーヒーの事は出てこないが、一か所「コーヒーの滓で何度もコーヒー占いをした結果、、、」個所がある。1845年といえばフランスではドリップコーヒーも流行っていた頃と思えるが、舞台のスペイン南部で飲まれていたのはトルココーヒーだったのであろう。