カテゴリ:健康
実家の父は会いに行く度にドンドン衰えている感じがします。
数年前に体調を崩してから、体重が10キロほど減り、 そこからドンドン今までやれていた事ができなくなりました。 まず服の着脱がままならなくなりました。 腕を後ろに伸ばせないので、ジャケットすら1人では着られません。 色々と動作が遅くなり、朝起きてパジャマから服に着替えて 布団を片付けるのに40分ほど掛かるそうです。 手の動作も遅くなり、コンセントをさすのにもすごく時間が掛かります。 でも母がやってしまうと、余計に自分でやらなくなるので、 なるべく手助けしないようにして、自分でやらせています。 そんな父の決まった仕事は、廃品回収の新聞をまとめて縛る事と、 軽トラックで野菜や果物を売りに来るおじさんとこで週に2回買う事、 2週間に1度、我が家の為に安い豚肉を並んで買う事。 豚肉は地下鉄に乗って買いに行くんですが、 毎回3キロほど買って来るので、重いだろうからいいよと言ったんですが、 子供達に食べさせるのを楽しみにしているし、 決まった仕事があった方がいいからと母も言うし、結局隔週で行ってくれます。 昨日は用事のついでにその豚肉を頂きに行きました。 そしたらちょうど新聞をまとめているところでした。 私がいるからでしょうか、いつも父が1人でやっている事なのに 急に「やり方がわからなくなった」と言うんです。 でも甘えているのが見え見えだったのか、母は全く無視していました。 そしたらいつも通り自分でやっていました。 「廃用性症候群」と言って、使わないとドンドン退化して行くそうですね。 使わないと、脳が「これだけの仕事量でいいんだ。」と思ってしまい、 体の各部分に「動け」という信号を送らなくなるそうです。 昔から何度徒歩10分の駅までぐらい歩くように言っても、 「汗かくから嫌だ」と言っては母に車で送ってもらっていましたし、 今でも手先を使うようにと母が胡桃(手の中でコロコロする為)を渡しても、 1回ですらやろうとしません。 人に言われた事を素直にやれないのは昔からなんです。 おまけに友達がいないので、母みたいにお喋りに出掛けるなんて事は皆無ですね。 母はこの前も昔住んでいた地域の友達の家に朝から遊びに行き、 夕方5時半までずーーーーーっとお喋りを楽しんだそうです。 女性ってこれがあるから、男性よりも長生きなんじゃないかなぁ? お喋りをしている時の女性って、いくつになっても脳がフル回転ですもんね。(笑) って事は、お喋りな男性はボケにくく、老いにくいのかな? うちのパパは口から生まれたかと言うぐらいよく喋るので、 ボケずにいってくれるといいなぁ 老老介護や老老介助は嫌だからね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 10, 2009 09:11:12 AM
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