ダージリン写真館
標高2134m。ダージリンの朝はとにかく寒い。今、コルカタのゲストハウスで仲良くなったイギリス人のビデオカメラマンのオッサンと、一緒に部屋をシェアしているのですが、モーニングジョブ(朝グソ)を終えた後、ここはインドなのでケツは紙ではなく水で流すのですが、「ファック!!ケツの穴が凍っちまいそうだぜ!!」という叫び声が便所から聞こえてくる程の凍てつくような寒さと、ナイフのような水の冷たさに、苦しめられる生活を送っています。さて、ここダージリンは道行く人々の表情も柔らかく、非常に穏やかな空気が流れており、突っ立っているだけで何かしらの事件に巻き込まれるコルカタの喧噪からは遥かかけ離れた場所です。なので、皆さんが期待しているであろうハプニングを今日はお届けすることが出来ないので、かわりにダージリンの美しい街並をご堪能下さい。山の斜面にへばりつくような、ダージリン街並。街の中は坂道や階段だらけで、日本でいう尾道のようなかんじですが、建物はインド風であったり、嘗てイギリス統治時代に開発されたということもあり、英国風のクラシカルな建物が建築がみっしリと並んでいたりで、多国籍雑多な街並が宮崎アニメのような独特の景観を作り出しています。街の中心地を見下ろすと、如何に建物の密度が濃いか、わかります。主な交通機関はジープを改造したタクシーや、バスが主流ですが、もうひとつ、わすれてならないのが、世界遺産の「トイ・トレイン」です。家屋が建ち並ぶ街の真ん中を走る、この小さな蒸気機関車は、1880年開業の世界で最も古い鉄道で、今でも現役で、人々の重要な交通機関として利用されています。その名の通り、オモチャのようにかわいらしい外観は観光客にも大人気。この「トイ・トレイン」について、詳しくは明日の日記で、レポートさせて頂きます。明日乗りますよ、これに!!本当は今朝、朝日に照らされたヒマラヤ山脈を見る為に早起きしたのですが、残念ながら昨日に引き続き生憎の曇り空。朝食にチベット餃子の「モモ」を食べながら、「今日はヒマラヤは諦めるか~」と思っていました。トイ・トレインのきれいな写真を撮る為に、ロケハン(?)がてら、市内の外れの方まで散歩をしていたとき、何気なく街の方を見てみると、あっ!!!!!見えた、ヒマラヤ!!!!!!!!残念ながら、私の技術でその大きさを伝えるのは難しいですが、人生で初めて目にしたヒマラヤ山脈、見えた瞬間に全身に鳥肌が立ち、その巨大さ、美しさ、偉大さに圧倒されて、暫くその場に立ち尽くし、息をすることさえ忘れそうでした。通りがかりのおじさんに、「あれはカンチェジェンガだよ」と後ろから声を掛けられて、そこでやっと我に返りました。標高8586m。インド最高峰。そのスケールは想像を遥かに越えていました。街の中心には市場があり、朝から多くの人々でごった返しています。軒先には新鮮な野菜や香辛料が山積みされており、今日のおかずをもとめる主婦やおじさんたちで大賑わい。そして、常ににこやかな笑みをたたえる、少しシャイ(!!)ですが、親切な人々がこの町の何よりの魅力です。インドの中では、恐らく珍しいであろう、癒し系都市、ダージリン。私の大敵、寒さを考慮しても暫く長居してしまいそうです。正月ここでぜひ、ヒマラヤ山脈を染める初日の出を拝もうかと思います。それにしても、寒い!!キーボードさえ上手く叩けないので、今日はこのへんで。にほんブログ村世界一周ブログランキング参加中!! ↑ ↑「面白いじゃん」とか「コイツバカじゃん!!」とか思ったら、クリックして頂けると嬉しいです。狂喜乱舞します。 * * * * *今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、堀明則さんのブログです。香港で起業した社長の和僑のススメBlogその堀氏が経営する会社のサイトです。【ホープウィル投資管理株式会社】マカオの不動産、資産管理のゲートウエイ企業Hopewill Investment & Management (Macau) Ltd.+++++++++++++++ 知ってて得する「ファンド講座」ミニ「e冊子」プレゼント ご希望は fund@hopewill.com まで。香港、ファンドの魅力をお伝えします。 +++++++++++++++ ありがとうございます!!