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カテゴリ:旅と散歩
冬暖かく夏涼しいと表現するものっていろいろあると思いますが、今日はその極め付き、トンネルの話です。 これはバイクに乗る人は全員が実感しているはずですよね。
JR中央本線、勝沼ぶどう郷駅の東側に明治36年に開通した深沢トンネルと大日影トンネル(勝沼)が、平成9年に新トンネル開通のために廃線になりました。 その後約8年の年月を経て深沢トンネルはワインカーヴに、そして平成19年3月に大日影トンネルは遊歩道に生まれ変わっています。
トンネルワインカーヴ(旧深沢トンネル) 大日影トンネルの東にある深沢トンネルは全長約1104m。 温度は年間通して約6度~14度、湿度が45%~56%と安定しておりワインカーヴに最適です。 葡萄とワインの国勝沼町ならではの発想と需要からワインカーヴに作り変えました。 ワイナリーやレストラン、また個人オーナーワインの貸し貯蔵庫として利用されています。 ワイン好きの方、ご利用いかがでしょうか。 条件等はホームページから確認できます。 勝沼ぶどう郷駅から歩いて大日陰トンネルを抜けた先ですが、車で行くのには、国道20号を勝沼から笹子方面に向かい大善寺の先の「深沢入口」という信号を左折、600mくらいのところを左に下りて100mほどです。
大日影トンネルは全長約1368mで勝沼ぶどう峡駅から200mのところに出入り口があります。 トンネル内は昔を偲ぶレンガ造りで英国式の積み方だそうです。 レール、トンネル内の標識、湧水を排水するための水路、待避所などそのまま保存されていて、薄暗い中ですが片道20分ほどの散歩を楽しむことが出来ます。 冬は暖かく夏は涼しく快適ですが、同じ景色が続くので興味のない人は飽きるかも。 鉄道マニアは必見でしょうか。
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