カテゴリ:音楽
LOUDNESSの新譜「KING OF PAIN-因果応報-」が発売された。 楽天BOOKSに注文していて届いたのが出張中だったので、聴けたのがこの週末になってしまった。 ダークでちょっと長め..のインスト"REQUIEM"が終ると、Judas Priestの"Painkiller"を思わせる激しいドラミングから"THE KING OF PAIN"が始まる。 アンパン君こと鈴木政行が参加して初めてのフルアルバムだが、アルバム全体を通して鈴木政行が果たした功績は大きい。 ひぐっつぁんの後任ということでプレッシャーもあったろうけど、ツアーをこなしたこともあり、バンドにもよく溶け込んでいる。ツーバスがある意味とても新鮮。 今回のアルバムの特徴は高崎晃が久々に全てレギュラーチューニングでレコーディングに望んだこと。 それはギターの音にもよく現れていて、80年代の音(サウンドという意味)が復活している。 一方近年の傾向であったダークでヘヴィなナンバーにおいてもレギュラーチューニングで十分表現できている。 レギュラーチューニングになったということで一気に80年代っぽくなったか思えば決してそうではなく全体としてスピード感がある曲、グルーブ感がある曲、ヘヴィな曲とバランスよく配置されている。 "POWER OF DEATH"なんかはリフ、歌メロともに初期を思わせるナンバーで、ギターソロもキッチリ構成が組み立てられている。 来年で結成30周年になるけど、いまだにこんな新鮮な作品を提供してくれることはとても嬉しい。 01.REQUIEM お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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