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いやですね、実はワタクシも過去に、いわゆる「公金による助成」なるものを頂いたことがあります(生活を保護する目的のお金ではないですよ、念のため)。まぁ、申請にあたってはいろいろ書類を書いたりしますし、成果報告的なこともしました。そういう作業を通じて実感したのが、このテのお金ってのは、「この人(計画)に給付することに、どれくらいの意味やら意義やらがあるか」って基準で給付されるものでは決してない。「給付したことに対し世論的な文句を言われない給付先はどこか?」って基準で選定される。必然的に優先順位は「過失をしないところ」「安定的な成果を期待できるところ」ということになるわけです。となると、結局は、それなりに成熟した組織を擁す、既に「持てる側」「勝ち組」に属す人々(組織)が優遇されることになる。
要するに、「担当官僚(+事務方公務員)にとって、失点となるリスクが最も少ない給付先はどこか?」ってことしか頭にない。だから、「お金のないところ(=助成費を必要とするところ)は、お金に困って狡いことをして自ら(=官僚さん)の失点になるリスクがあるから、そういう危険のない、そこまでお金に困っていない(=助成費を必要としていないところ)に、優先的な助成金配分をしよう」という倒錯した現象が発生するんだと思います。 で、そういう‘官僚病’は偶発的な現象ではなく、戦後日本の一貫した基調ですから、日本のマイナースポーツは、今後何十年にもわたって、辛く苦しい日々が続くんだろうなぁと溜め息が止まりません。 レッツクリック! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.09.30 16:52:28
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