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2005/06/30

彗星を爆撃？！ディープ・インパクトついに人類が宇宙に手を加える日が近い

テーマ：ニュース(100222)

カテゴリ：宇宙・科学

SANJIが虫がイヤだなんてグダグダ地上で言っているうちに、宇宙では人類にしてはかなり壮大な「ディープ・インパクト」というプロジェクトが進んでいます。

彗星の内部を直接調べようと言う、アメリカ航空宇宙局（NASA)の彗星探査計画です。
では、彗星の内部をなぜ調べるの？

彗星は、地球や火星のような惑星になれなかった星くずで、原始太陽系を構成したガスやちりが凍りついた小天体。
何度も太陽に接近を繰り返し、あぶられ、その表面が焼けただれていきます。蒸発しなかった融けにくい物質（岩石や塵など）が表面に残され、炭のように黒っぽい殻ができています。
この殻を壊して、約45億年にわたって彗星の内部に閉じ込められてきた原始太陽系の構成物質を調べることで、太陽系や惑星の起源に迫るのが目的だそうです。

ディープ・インパクト探査計画は、アメリカ独立記念日の7月4日に、
9P/Tempel 彗星（テンペル第一彗星）という彗星核に衝突体（インパクター）を衝突させ、飛び散った内部物質の観測を目指します。
彗星に打ち込むのは、重さ約370キログラムの円筒形のインパクター。

2005年1月12日(日本時間では1月13日)に打ち上げられ、現在順調に飛行しているディープ・インパクト探査機から、7月3日に88万キロ先の彗星の核に向けてインパクターが発射されます。
日本時間で2005年7月4日15時前後にインパクターは彗星核に衝突する予定。探査機本体は、次第に核に近づき、衝突の瞬間を観察した後、4日16時頃に核から500～600キロメートルにまで最接近し、そのまま通り過ぎます。

うまくいけば、彗星に最大でサッカー場規模のクレーターができて、そこから内部の氷が解けて構成物質が噴出する！！と考えられていますが、まったく空振りに終わる可能性もあるそうです。

衝突の瞬間が観測できるのは、アメリカ西部の一部とハワイを含む太平洋中部となります。著名な先生方はハワイに終結するのかな。

上記文は６月２６日の産経新聞の記事と国立天文台のホームページから引用しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050626-00000001-san-soci

国立天文台の関連ページですhttp://www.nao.ac.jp/pio/200507deepimpact/index.html

なにやら、壮大だけど、随分攻撃的な探査方法ですね。
太陽系や惑星の起源に迫るとかいいつつ、宇宙でのアタックのデーターとかもとるはずだから、宇宙戦争実験の第一歩になるかもと一人危惧しております。
考えすぎかなあ。宇宙戦争の検索≫　　　やっぱり、ガンダム入ってるねえ。

今ならこれかな