ついに会えた!”黄金のマスク”
ルクソールから再びカイロに戻ります。 どうしても見ておきたかった“ツタンカーメン王の黄金のマスク”。 ナイル川辺のホテルから,展示されている“カイロ考古学博物館”へ徒歩で向かいました。 ナイル川の中州のようなゲジラ島のガラ橋を渡り, オペラハウスのあたりまで来ると,もう暑くてバテバテ,即タクシー! 5分ほどで博物館へ到着です。 朝早かったのですが,もう沢山の観光客です。 エントランスでボディチェックを受けるとポケットのデジカメが×です。 デジカメ,ビディオは持込み禁止と知っていましたが, 今までの経緯から,もしかしてチップ次第で・・・とは思ったのですが,ダメでした。 デジカメを預け,再びエントランスでチェックを受け館中へ・・・混んでいます。 団体客がガイドの説明を聞いているので,あちこちで団子状態です。 妻が機転を利かせて,暇そうに立っていた職員にチップを渡し, パンフの黄金のマスクを指差すと,スタスタと2階の奥まった特別室へ案内してくれました。 「おお!あった,あった!!」黄金のマスクとしばらく睨めっこです。 美しく荘厳です・・・。 写真が撮れない分,脳裏に焼き付けておかなければなりません。 第3の“黄金の棺”も素晴らしいです。 純金製で1トンもあるそうです。 ツタンカーメン王は歴史に名を残すような王ではなかったのに, この様な見事な棺や副葬品が埋葬されていたことから考えると, 歴史に名を残した王の棺や副葬品はさらに素晴らしいものだったのではないでしょうか・・・。 盗掘された副葬品などは,どこにあるのでしょうか・・・?