2018/06/24(日)00:54
心の飢え
☆皆さん、今晩は。如何お暮らしでしょうか。
私の人生経験を通して得た事が、読者の皆さんのヒントになればと思います。
今回は主(おも)に、恋人がほしい独身男女の心の飢(う)えについて書いてみました。恋人がほしいのは自然な感情の発露(はつろ)ですが、空虚にならないでもらいたいです。
☆ ☆ ☆
人は自分の感情が充(み)たされない場合、心の飢えに苦悩するように思います。
ある人は、つらい時に食欲を満たすこと(満腹)によって心の飢えを紛(まぎ)らわそうとするし、また別のある人はお酒を飲むことで一時的に現実逃避を図(はか)るのかもしれません。
では、人間は、なぜそういう行動に駆られるのでしょうか。
それは心が充たされず、何かほかのもので充たされたいという代替(だいたい)行為のようです。
要するに、ほしいもの(者あるいは物)が手に入らない場合、自分の能力(お金その他)で入手(にゅうしゅ)できるもので代用するということです。
実際には、精神的に依存性(いぞんせい)が高い人が飢えを強く意識し易いようです。
デパートに行って、洋服やハンドバッグや靴などを大量に買い込み、ほとんど着用しないまま、数年経(た)つと質屋(しちや)で売却する人たちもいるようです。
洋服を買いたがる人が、世間一般の人たちと比べて持っている洋服の枚数が少ないかといえばそうではなくて、むしろ洋服箪笥に入りきらないほど持っているのに、まだまだ購入(こうにゅう)したい衝動に悩まされているようです。
そういう心理状態になる根源は、自分が心理的に自立できていないからでしょうね。
例えば、ある女性が恋人がほしいのに恋人がいない場合、恋人がいない心の飢えを洋服で充たす気持ちと、きれいな洋服やお洒落(しゃれ)で自分の身を飾れば異性の目に留(と)まるのではないかという気持ちもあるでしょうね。
では、なぜ恋人がほしいのか、それはひとりが寂しい心理もあるでしょうし、バスに乗り遅れた変わり者みたいな目で周囲から見られることが怖いという心理もあるようです。実際に変わり者と見られている訳(わけ)ではなくて、当人の「人並みでありたい」という強迫観念(きょうはくかんねん)ですけどね。
いずれにしても、ひとりで居ることが寂しい、ひとりで居る自分が魅力が無いようで自信が無いという心の表れでしょうね。
世の中には、一生結婚しないで独身のまま生きた人でも、魅力的な人は沢山います。
結婚しないでも魅力がある人たちは、精神的にも経済的にも自立できていて、心が飢えていないからでしょうね。
私が、若い人たちに伝えたいことは、自分の心に飢餓感(きがかん)があるようでは、他者の目から見ても魅力がない人物にしか映らないということです。
自分の価値や魅力を、他者の物差しで計(はか)ってもらう必要はないですし、自惚(うぬぼ)れてはいけないですが、卑下(ひげ)してもいけないと思います。
まずは、毎日を充実させて生きていって下さい。
そして、誰かにかまってほしい、相手をしてほしい、メールを書いたらすぐに返事を書いてほしい、私の気持ちをわかってほしい、
などの「ほしい、ほしい」の感情から自分を遠ざけてみることを勧(すす)めます。
(後書きとして) 誤字や脱字、漢字の変換ミスがあったら、平にご容赦下さい。
文責 元・占い師 ルビー
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