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いろいろつっこみどころが多い店でのんだのだが・・
こうすけくんとまきこで飲みました。 新宿で。 3人とも、何もきめられない、 「あ、なんでもいいよ~」というタイプなので、 何を食べるか何にも決まらず、てきとうなところに入った。 店のランク付けをすると、 おみくじで表現すると、吉、 (大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶?) のランク。 偏差値でいうと、52くらい、 サスペンスでいうと、開始30分くらいで いきなり殺されちゃうような役回りの俳優のような、 松竹梅でいうと、梅下のようなランクの店であった。 ろくでもないが、ものすごく大きな声で ろくでもないというわけでもないような、 中途半端な店であった。 でもそのくらいしょうもなくないと、 話が盛り上がらないので、ちょうどよかった。 お兄さんがやたらめったらがん!がん! と器をたたきつけるようにはこんでくるし、 お茶がもうれつにぬるかった。 「ぬるい!!!」 と叫んでしまった。 「のりちゃん、それは、ぬとるに濁点がついてたよ」 とまでいわれる。 ランチのために11時くらいにつくっておいたお茶を 魔法瓶に夜の8時までいれといたらこんくらいぬるくなるね、 というような。 とにかく、げらげらいろいろ笑って楽しかった。 外国式に、会ったときとさよならするときに はぐさせてもらった。 こうすけくんとはぐすると、 コントラバスの人っぽい感じがして、なんだか もうれつになんとなくいろいろなつかしくなった。 こうすけくんは中身がものすごい バカ深いところにあるというか、 やはり海の深さというか何にも生き物がいないような、 でも聞こえない音楽が鳴っているような 静かな静かな深いところがある。 王様の耳はロバの耳・・じゃないけど、 その世界の淵のような深さがなんだかものすごく あたしをほっとさせるのであった。 そのあたたかさとか、なんていうか、 コレ、こうすけくんと接するほかの人も 絶対そうだとおもうけど、 なくしたものとかおいてきたものとか 昔もっていたよな、これ、というものを この子は思い出させる。 ああもうしばらくまってみよう。 まつのも人生のひとつだ。 というふうに思える。 よく耳をすませて、そしてそのうち鳴る 音楽を待ってみようと思う。 そういう子だ。 帰り道はとにかく、バカに寒いので、ほっぺたが つめたくなり、息が白く、 都会的に星が小さく光っていて、 月がインドのパンみたいな形でふがふがと 浮かんでおり、今日はあたしはめがねをかけているので たてものやら木々の輪郭がはっきりとしてて、 そう、あたしは音楽を待っているのだと思った。 ふたりとも、遊んでくれてありがとう! アメリカまで気をつけてね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.08 23:19:59
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