カテゴリ:カテゴリ未分類
ル=グウィンの「始まりの場所」ついに読んだ。
これは、ル=グウィンの作品のなかでトップ3くらいに好きだ。 あまりにもきびしい内容で、しみじみした。 なんとはなしに、「文学系でも社会学的にもアカデミックな論文が書きやすそうな作品だなあ」と感じる。 しかし、ほんとしんどい話だなあ。実はどういう扱いを村でされていたか気付くあたりとか、自立していくあたりとか、恋愛のあたりとか、主人公の気弱さとか、ヒロインの気難しさ、それでだんだんふたりが大人になっていくあたり。 素晴らしいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.13 19:27:19
|
|