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TMちゃんとデート。
「今日約束してなかったっけ?」 とメールをもらい、そうだよそうだよ、 と思いだし、出かけた。 約束を忘れて非道なやつという感じだけど、 「ああこんな楽しいイベントがあったなんてうれしいな」 というサプライズ的な嬉しさがあって、 そのことがうれしいので 約束を忘れてたことを書いておく。 活弁士つき映画を見に行く。 行ってみて初めて知ったのだけど、 無声映画に活弁士をつけるのは日本独特の 文化だったのだ。 ああ知らんかったよ。 そして、昭和6年とかのアニメ映画3本を 見る。 第一印象は、 わかりづらい!みづらい! と思った。 起承転結だとか、 状況というか情況が 映像を見てもわかりにくいのだ。 なんていうのかな、 今の映画とかとくらべると、 「どうしてそうなるのか?」 というのが伝わりにくいと思った。 20世紀、映像の歴史では、 「この人はこういう理由で こういうことをこの人にするのだ」 というのをスムーズに客に伝える 見えない技術のようなもの、 ディレクターのおしごと? みたいなのが進歩したのだなあ。 と思った。 しかし、そのぶんストーリーが斬新! 江戸時代の漁師が海に沈んだ 財宝を取りに行く話なんてすごい。 海にもぐると、いかが財宝を守っている。 もぐってなんとかゲットする。 でもいかおいかけてくる。 あわてて漁師逃げまくる。 逃げまくる。 気づいたら、南の島・・・。 みたいな話で、 ものすごく斬新で、 人情なんてものがひとつもなく、 ああびっくりした。 そして、最後に1時間くらい鼠小僧の 映画があった。 上方に逃げてきた鼠小僧が、 お兄さんに売られそうになってる女子と 恋に落ちたけど、 1週間くらいしたら 鼠小僧、 お金に苦労してる長屋住まいの 違う女の子に恋に落ちて、 最初の女の子フラれる。 とにかくこの鼠小僧の映画、 お金に関しても恋愛に関しても 善人がひとりもでてこないのでえらいたまげた。 昔って・・なんかすごい・・ とか思った。 人に親切にするくらいには 生活に余裕がなかったということだろうか。 つまり人に親切にしたりするのは 生活に余裕ができてはじめてできるということか。 しかし活弁士ってすごい商売だなあ、 いることを忘れたくらいだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.30 10:48:31
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