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Choral am Ende der Reise ~旅の終わりの音楽~

Choral am Ende der Reise ~旅の終わりの音楽~

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2010.09.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、大阪から帰って京都にかえる。駅前。

ひとり部屋なのでのんきにTシャツにパンツだけで
うろうろしたりする。



ひとり旅の醍醐味!!!←ちいさいな笑




近所にお泊りしてる、明日から一緒になるかねやんと
明日の話とかをちょっと電話で話したり、
ライトアップしてる京都駅をぼんやり見ながら不思議な気分。


次の日は、京都観光。
大好きな下鴨神社、上賀茂神社へ。


とにかく暑い!
ぎらりぎらりと暑い。
チュニックの下を汗がたらたらつたう感じ。
木々のみどり色がとにかく目にやきつくというか
木々が「どうだどうだ」といってくるみたいな鮮やかな緑色を楽しむ。
「そうですね、ミドリですね~」というか。
青とミドリと暑さを体で目で感じる。
暗いところにいくとまぶたの裏が青黒い。


そしてそのあと京都駅へ行ってシャンパンを購入。
シャンパンが死ぬほど好きなわたし。
世界でいちばん好きなお酒。
コップがあることをこっしーに確認して。


じ~りじりと暑い、空気が黄色いな、という感じの駅で待つ。

こっしー(何でも知ってる)に何番線か確認して、0番線で
トワイライトを待つ。


ほんとうはみんな大阪まで行ってそこから飲む
じゃなくて乗るのだけど、私はなんだかめんどうくさかったので
京都から乗ることにした。
「みんなと違うところから乗ってみんなに会うのを待つ」
というのもラブリーでなんかいいな、と思って。


サロンカーのある何号車にいるよ、
という連絡をもらって(携帯電話便利!!)
何号車の前でいると、ぱちっとかねやんが出てきてくれて
写真をとってくれる。
鉄道部のみなさんがにこにこしながら待ってた!
うれしいな。

しばらくして電車が動く。ごとんと。
みんなにこにこして(この描写がしばらくつづくので、
書いていないときもみんなニコニコしていると思ってください)
お酒を開けて飲みだす。


列車はほんとうにゆっくり。
ごとんごとん、という感じ。999ののりごこちって
こんな感じじゃない?というくらい。あの、宇宙をいくやつ。



車掌さんがくるので、個室に行く。B個室。
女子にはそれぞれ個室があたえられて男子はむかしながらっていうか
「いかにも寝台」という感じの、Bコンパートメントへ。
(幹事ありがとう!)


個室はカードキーがついていて、あけるとめちゃくちゃせまいながらにも
2つベッドがついている。
2階がベッドで1階部分がふたりが座れるように向かい合わせの
いすとテーブルと窓がある。
こちらはいすとテーブルを倒してベッドにできるようになっている。
ベッドをしこんでおいて、みんなが待ってるサロンカーへ。

サロンカーというものが1車両あって、これがどういうものかというと
見晴らしがいいようにテーブルとソファーがあって
グダグダできるようになってる。


みんなとにかくニコニコ・ピカピカ。
電車好きが集まっているので「トワイライト」という寝台列車に
乗れたことがうれしいみたい。
うれしい人たちが集まっているので、人々がとにかく相乗効果っていうか
ほんとニコニコ・ピカピカが倍増みたいな感じで。



滋賀県にはいってからスグ見える琵琶湖をじい~~っと見る。

雲ひとつなくて、山や緑、家がぽつぽつある。
前から思っていたけど、いいなあ、琵琶湖。


まやちゃんの影響ももちろんあるけど、琵琶湖は好きなみずうみのひとつ。
海のように広くって、でも海のようなきつさはない。
でもパワフルでまったりとまろやかで
太陽のひかりをうけてきらきらとかがやく。
まやちゃんがほんとうにそんな感じの女の子なので、
滋賀の子はいいなあと思う。滋賀のことばもそんな感じだ。
北に向かっていくごとに緑が少しずつ濃厚になっていくというか
涼しげになっていくというか、そんな感じがするけれど
ガラスごしにみているので作り話かもしれん。
冬にきたときに「さむいなー!」と思った思い出があるのだ。


昼ごはんを食堂車でとる人々につきあってコーヒーを頼むと、
コーヒーが6分目くらいにしかつがれていないのでものめずらしい。
これって「ごとんごとん」ゆれるからこぼれないように、
という配慮かもしれないな、と思った。


そのあと気持ち悪さマックスになってちょっと吐いて
しばらく自分の部屋で休む。ながれる景色をみながら。
団体旅行のよさのひとつ、
「ひとりでいたくなったらひとりでいられる」。



サロンカーにもどるとみんなでうだうだ
携帯の位置登録ゲームをしたり(これが案外
というかみんなではまって一生懸命やるんだな)、
景色を撮ったりする。


日本海をみながらじっと「太陽と海」のセットをみつめる。
だんだんじりじりというか案外速く太陽が海に落ちる。
「背景に!写真撮って!」とアイドルみたいに撮影を要求する
カワイイ社長(あだな)をみんなで撮ったり。


じ~っと見ていると、青い空に一滴ずつ濃紺の
インクを落としていくみたいに空が濃くなっていく。
木々や建物に影がおちて黒くなっていく。


少しずつ少しずつ空が濃い色になっていって、太陽もついでに
とっぷり日本海にしずみ、うすい紫から濃い紺色になって、
ほんとうに夜と昼のさかいめの瞬間が一瞬だけあって、
そしてふと夜になり、星がまたたく。


夕焼けをじ~っとポケ~っと仲良しの人たちと眺めるなんて
いつぶりだろう、と思う。
ボケっと見つめていたらふと小学生のときに
うんざりするくらいに遊んだときのフィーリングがふと
沸き起こってきて、小学校ぶりかな、と。


小学校のときのこと、夜と昼のさかいめの一瞬のこと、
案外長く感じられるあの一瞬の時間の魔法みたいな
時間のことをふっと思い出した。



ほんとうにぜいたくなことなんだなあ、
大人になると忙しくていちいち自然のうつろいを見ている時間なんて
ないとかいうことについて(みんながよくいうありがちなことだけど)、
そりゃほんとうのことだあと思う。








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Last updated  2010.09.26 23:42:44


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