『ビジュアル版 逆説の日本史 古代編 上』
ビジュアル版となってるだけあって、オールカラーで写真が豊富。歴史物は文字ばかりで苦手という人も楽しんですぐ読める内容でした。個人的には、『邪馬台国は中国の昔のよみかたでは、邪馬台は中国古音ではヤマドというような発音である』というのと、『紀元248年9月5日の皆既日食』の話は特に興味深かったです。あと天皇陵で被葬者がはっきり判明しているのは、鎌倉時代に盗掘にあった天武・持統合葬陵、それと天智陵だけという研究者もいるほど、誰の墓かわからないまま適当に天皇の名前付けているぐらい いい加減だそうで、宮内庁管理の古墳をもし発掘調査できれば、日本の古代史は一気に解明できる部分があるだろうなと改めて思いました。ps今塚古墳というのが2011年に史跡公園としての整備が完了する予定、だそうですので、完了したら行って見たいと思いました。逆説の日本史(1(古代編 上))価格:1,365円(税込、送料別)