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カテゴリ:高校生活
訪問授業は調理実習。メニューはスイートポテトである。結論。かなり高いレベルで完成した。味はもちろんふかふかの食感が上品である。(これはモニター母の感想) まったくアイディア抜群である。何しろビニール袋にサツマイモなど材料を入れてたたきつぶすのだ。しかも全身が武器である。私はもちろんオテンバを生かして足・顔・頭その他使えるものは全部つかった。闘ったのである。芋がなかなかマッシュにならない。狙いを定めてつぶすのは難しい。顔はパックみたいでけっこういい気持だった。芋パックは売れるかもしれない。 さらに、ビニールに穴をあけて、しぼりだす。これがまたおもしろい感じでたのしい作業である。お菓子つくりはなかなか夢がある。美的センスとか構成力とかなにより想像力が必要だ。お菓子は食べる人を楽しくさせるものだから、実に創造的な仕事だと思う。盛り付けにすごく凝ってみた。秋のイメージである。 オーブンに入れて焼きあがりを待つ間は香りとともに、コンサートだ。先生が二人でリコーダーとオカリナ演奏を聞かせてくれた。エプロン姿というのがなかなかよい。芋と闘ってくたびれたところに響き渡る気持よい音だったよ。満足じゃ。 ちょうど学校から帰ってきた弟に喜ばれ、お世話になっている人におすそ分けして喜ばれ、喜ばれた私も喜んだ。今回は疲労のため自分は食べられなかったが、作って提供するお菓子職人の仕事に対する喜びを感じ取ることができた。お菓子つくりは疲れる。けど、やりがいのある仕事である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.31 08:18:28
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